12月22日、日曜日です。午後2時から3時間、の予定(笑)。きっとそれ以上になるでしょうね。場所は下北沢の「アナログ天国」。先月、元ファンハウスの社長、新田和長さんとベルウッドレコード創設者の三浦光紀さんの対談聴き語りを行ったお店です。
今回は僕一人。来年がフォーライフ50周年ですし、フォーライフから泉谷さんのアルバムも出ます。主宰しているレーザーターンテーブルの竹内さんからフォーライフの「クリスマスアルバム」を使った聴き語りをやりませんか、という提案がありました。
レーザーターテーブルの聴き語りイベントは今回が三回目。最初はさいたま芸術劇場での新田さんが手掛けられた名盤の聴き語りとソニーのスプリングステーン担当の喜久野さんとスプリングステイーン対浜田省吾という対談聴き語りでした。
レーザーターンテーブルは、レーザーを使ってアナログ盤を再生するシステムです。針を使わないので音がダイレクトに再生される。まるでレコーデイングスタジオにいるような気分になれるという感動的な瞬間を味わえます。
前回、はっぴいえんどをかけた時は僕のすぐ横で4人が演奏してるような錯覚に陥って呆然自失という感じになりました。だったら「クリスマスアルバム」だけじゃなくてフォーライフの名盤、それもライブ盤を聴きたいという形になりました。
当時のレコードの再生力では味わえなかった生の臨場感を味わってみたい。泉谷さんの「王様たちの夜」、陽水さんの「東京ワシントンクラブ」、拓郎さんの「TAKURO TOUR1979」、小室さんの「ニューヨーク24時間漂流コンサートを加えた5枚。
もう即決。これだけ時間が経った今、ライブ会場のような音で聞き直してみたい。あの頃とは違って聞こえるでしょうし、感じ方も変わってきてるでしょう。そんな話を集まった人たちとしてみたい。ライブの感動は共感と共有がないとつまりません。
どんなに立派なオーデイオルームで聴いてもそれはライブじゃありません、10人でも20人でも同じ空間で同じ音を受け止めるからこそ生まれる空気がある。レーザーターンテーブルはそういう気分にさせてくれます。
それぞれのアルバムから4曲、長いものもあるんで3曲ということもあるでしょうね。「TAKURO TOUR1979」の「人間なんて」を聴きたいんです!昔、bayfmでフルで流したことがあって、それも感動的でしたけど、その比じゃないでしょう。二度と聴くことがないであろう、あの時の「人間なんて」を。
「ニューヨーク24時間漂流コンサート」は僕の企画構成でしたからね。全部のロケにもその場にいましたし。あれもラジオで流れる機会もありません。ニューヨークの街のノイズやストリートライブが再現される。ぞくぞくします。
というような画期的な夜ですからね、告知したらすぐに一杯になってしまうだろうと思ったら、何と、ほとんど売れてない。「アナログ天国」というお店は洋楽のマニアの拠点というか巣窟(笑)のようなところでフォーライフに関心持つ人はいないに等しいんだそうです。
座席は数十名かな。そんなに大きくないですしお知らせして入れないのは申し訳ないと思ってそのままにしていて今になってしまったんですが、そういう状況みたいです。一緒に聴きましょう!下北沢の井の頭線の西口改札の目の前です。
アルコールはもちろんあります。僕は飲みませんけど(笑)。楽しいクリスマスにしましょう。お待ちしてます!曲ですね。行っちゃいましょうか、拓郎さんが大嫌いな「人間なんて」を(笑)。じゃ、お休みなさい。