と言ってもインタビューがあるとかじゃなくて番組の収録。FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の10月後半の特集がブギ連。某機内放送の特集があいみょんという収録二本立て。面白かったです。それぞれ一本だけだったんで余裕もありました。
ブギ連は先だって二枚目のアルバム「懲役二秒」が出たばかり。10月12日に鶯谷のい「東京キネマ倶楽部」で二回目のライブ「第二回ブギる心」がありました。前半の特集は僕一人でアルバムとライブの感想をお話ししたのですが、さすがに二週は無理。
今回は、一枚目と二枚目両方のアルバムインタビューを担当した音楽ナタリ―の近藤隼人さんがゲスト。インタビューの時のヒロトさんと勘太郎さんのこととか、学生時代から自分でもブルースギターを弾いていたという彼のブルース談義まで濃かったです。
僕は単なる音楽ファンに過ぎませんから、そこまで突っ込んだ話は出来ないんです。でも、そういう人の話を聞くのは好きなので楽しませてもらいました。今なぜブルースが聴きたいのか、求められるのか、それぞれの立場からの話になりました。
あんなに渋くて泥臭くて、どこか懐かしくて癒される。ただ、シンプルなコードの繰り返しが多いんで取っつきにくい面もある。ブギ連には二人が書く日本語の詞がついてますからね。特にヒロトさんの言葉は実感がこもってます。
日本語のブルースを堪能できる。新しくないけど古くもない。他の音楽にはない素朴な温度感がたまりません。ブルースとは、みたいに身構えないで聴けるいい番組になったんじゃないでしょうか。次も期待したいです。
あいみょんは9月に5枚目のアルバム「猫にジェラシー」が出ました。来年がデビュー10周年。放送が1月なのかな。新作アルバムの紹介というよりこれまでのアルバムから「猫にジェラシー」というタイトルで思い浮かぶラブソングを選んでみました。
「猫にジェラシー」は面白い曲なんです。猫の好きな相手に対して何でそんなに猫が好きなの、僕より猫の方が好きなわけ、と嫉妬している。同時に相手にそこまで思わせてしまう猫にも嫉妬してる。一曲の中に二つのジェラシーが歌われている。
今はもういないですけど、このブログのタイトルも「猫の散歩」ですからね。3匹が一緒に暮らしていた時期がありました。隣の家で生まれた猫をもらったら、まだ小さいのに妊娠してしまって、でも、二匹しか生まなかったんです。
幼な妻だったでしょうね(笑)。4匹も5匹もいれば友達に分けたのに2匹なら一緒に暮らして18年かな。その日々を書こうと思って始まったのがこのブログでした。毎晩散歩してましたからね。曲を聴きながらそんなことを思い出しました。
あいみょんは才能あるシンガーソングライター。単に身の回りのことを歌う私小説的な書き手じゃありません、というような話をしました。収録は終われば今度は原稿。たて込んでるんです、じゃなく手こずってます。
来週の週末、浜田さんの広島を見に行くことを早々と決めたんですが、それまでに諸々が終わりそうもない、という状態。頑張りますよ(笑)。というわけであいみょんの「猫にジェラシー」を。じゃ、お休みなさい。