FM NACK5「J-POP TALKIN’」の11月後半のゲスト。YoーKingさんと桜井秀俊さんの二人組。89年デビュー。10月9日に35周年記念アルバム「SQUEEZE and RELEASE」が発売になってます。オンエアが少しずれてしまうんですが、ちょうどツアー中ということになります。
早稲田の音楽サークルの先輩後輩。テレビの「フォークソング合戦」に出るときにYo-Kingさんが別のバンドにいた後輩、桜井さんを誘ったところから始まってます。そういう先輩後輩関係は今も続いてるようです。9月に六本木のEXシアターで行われた35周年コンサートでは大学36年生と言ってました。
Yo-Kingさんは、今年57歳かな。斉藤和義さんや奥田民生さん、寺岡呼人さん、浜崎貴司さん、トータス松本さんたちとカーリングシトーンズというバンドを組んだり、ソロで活動したり、独自のスタンスでマイペースの活動をしてます。デイランや拓郎さんのような字余り的歌唱にヒップホップが加わった歌いっぷりは好きですね。
フォークとロック、両方の面白さを持っている。フォークの生活感とロックの勢い。言葉と曲が一緒に出て来る。これまでのストックが「二兆曲」という冗句も出るくらいの多作のソングライター。アルバムは彼の音楽の幅広さと言葉に二人の個性の違いも楽しめる曲が並んでます。
どういえばいいのかな。、どこか浮世離れしている面白さという感じでしょうか。どっかで世間を超越している。ひょうひょうとあっけらかんとしているようで詩人的な細やかな観察眼を持っている。代表作「拝啓ジョンレノン」や「人間はもう終わりだ」は彼にしか書けないでしょうね。
世間に媚びない。ベタベタしてないし気負ってもいない。毅然としていて人なつっこい。豪快だけど繊細。独特の言い回しにさりげない知性が見え隠れする。そんなアルバム全曲インタビューになったんじゃないでしょうか。後35年やりたいと言ってましたからね。ライブもタイトルも「古稀1/2」でした。
後35年だと90超えますよ。でも、やれそうな気がすると言ってました。そうか、俺もやれるかな、みたいな気になって来る不思議なキャラクターです。彼らの95年のの「KING OF ROCK」というアルバムの一曲目が「SPEED」。行き急ぐような性急さが魅力でした。今回のアルバムの最後は「急がない人」。
できる限りゆっくり、できる限り力を抜いて、できる限り美しく、できる限り楽しく、そして、もう急ぎたくない。同感でした。そんなに急がなくてもいつかその日は来るんだから。ゆっくり行きましょう。それが今年の僕のモットーになりそうです。真心ブラザーズ「急がない人」を。じゃ、お休みなさい。