一昨日はBEGIN、昨日がブギ連。二日続いてのスタンデイングライフハウスでした。足腰は大丈夫かな、ずっと立ってられるかなと若干ビビッてたんですが、何とか無事でした。まだいけるとは思ってませんでしたが、案ずるより、という感じでした。
BEGINは、川崎のクラブチッタ。これも久々ですね。いつ以来かは思い出せませんでした。HYの東京初登場とか、サンボマスターと岡林信康さんとの対バンとか、思い出すものはありましたけど、かなり前であることは間違いないです。
BEGINは10月日に「盆マルシェ」というアルバムを出しました。彼らが取り入れているマルシャ、ブラジルのサンバの原型と呼ばれるダンスビートと日本の盆踊りの合体。NACK5の「J-POP TALKIN’」で栄昇さんにアルバムインタビューをしました。
サンバの原型ですからね。あの地をゆするようなビートで日本の歌謡曲やポップスをメドレーで演奏するというスタイル。一回始まったら25分は踊り続ける。幸い、スタンデイングのライブでしたけど、椅子はあったので時々座ってました。
昨日はブギ連。クロマニヨンズの甲本ヒロトさんと憂歌団の内田勘太郎さんの二人組。やはり10月2日に二枚目のアルバム「懲役二秒」が発売になりました。ライブの場所は鶯谷の東京キネマ倶楽部。昔キャバレーだったというレトロな会場。
何とも昭和な感じが人気の会場ですね、数年前、高田漣さんを見ましたね。竹原ポストさんも見たかな。ブギ連にはうってつけ。二階に椅子はあるんですが、急にお願いしたので一階のスタンデイング。昔の日清パワーステーションを思い出しました。
あそこも二階は食事のできるテーブル席だったんですが、僕は一階のフロアーの一番後ろで立ってみてるというのが習慣。でも、あの頃は40代かな。比較になりません。終わったら足は棒のようになってました。
勘太郎さんの信じられないくらい渋く響き渡るスライドギターとヒロトさんの熱唱。圧巻でした。お互いがリスペクトしあっている。勘太郎さんは打ち合わせなしで曲を変えたり、ヒロトさんが驚きながら応じている姿が微笑ましかったです。
ギターとハモニカと歌。二人だけで2時間近く客席を盛り上げながら引きずり込んでゆく。打ち込みもサポートも演出も一切なし。どんな高性能コンピューターでも絶対に再現できない演奏と歌。ブルースの奥義を垣間見た気がしました。
FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」でアルバム紹介をしようと思ってるのですが、一人でどこまで語れるか、かなり怖気づいてます(笑)。でも、素晴らしい二人組です。というわけでブギ連「49号線のブルース」を。じゃ、お休みなさい。