何の話をするつもりなんでしょうか(笑)。ここは音楽ブログということになってますが、と言ってそれに縛られるわけでもないですし、たまにはこういう話も書いてみたくなるという程度の話です。でも、その割に大変なことでもあります。
抜けたんですよ。それも先月から立て続けに奥歯に入っていた2本が抜けました。原因は、両方とも硬いものを噛んだはずみですね。その時はあれ、動いたなという感じで、その後、力を入れて噛むと背筋が伸びるように痛むようになりました。
最初は7月の終わりか。その時は抜けてはいなくて歯医者さんに行ったら、そういう時のブラッシングというのを教わって何とか痛みが治まってたわけですが、ある日、ブラッシングしようと思ったらぽろっと抜けてしまったんです。
今回、二本目もそうですね。一本目が抜けてしまって代わりに部分入歯を作りましょうと型どりをしたのが先週ですよ。それが出来る前にもう一本も抜けてしまいました。あれ、こんなに簡単に抜けるんだ、と半ば拍子抜け。呆気に取られるような感じです。
インプラントというのは金属の柱を骨に打ち込んでそこに歯をかぶせるわけですね。もう入れて10年以上経つわけで、本来なら骨に同化し始めてないといけない。だから辺永久的と言われるわけですが、そうなっていなかったんですね。
今までは歯茎がしっかりしてたからちゃんと埋まってなくても取れなかったものが、年齢もあって歯茎が退化して弱ってしまった。木の根元の土が減ってしまって根がむき出しになってちょっと風が吹いたら倒れてしまったという感じでしょうか。
インプラントは誇大広告みたいなものもありますからね。しかも費用がかかるんでお医者さんはやりたがるわけです。でも、熟練したお医者さんならいいのですが、そういう技術の未熟な人がやるとこうなるという見本みたいな例でしょうね。
古い、古ーい話なんですが、十年以上前に、つま恋で拓郎さんの展示会があったんですね。2009年の最後の全国ツアーがなくなった後ですね。カメラマンのタムジンの写真を使ったトークイベントでした。
あの前に近所のお医者さんで入れたのがこの2本だったわけです、そのお医者さんが一度失敗してその時も頬が野球のボールを入れたみたいに腫れあがってしまって口が開けなくて、筆談イベントにした、という曰くつきの歯でした。
抜けてしまったインプラントを見ながら「あの時の歯だよなあ」と妙にしみじみとしてしまいました。その時のことはここに書いたような記憶もあるんで後で調べて追記しておきますね。記憶の一部と別れを告げた、ということになるんでしょう。
色んなことが終わって行ったり、遠ざかって行ったり、縁がなくなって行ったり。78歳というのはそういう年なのかもしれません。でもね、インプラントは万能でも永久的でもないということは頭に入れられた方がいいかもしれません。
という健康談義でした(笑)。奥歯がないわけで、滑舌が厄介で笑ってる場合じゃありませんけど(笑)。というわけで曲ですね。9月23日は2006年の「つま恋」の日でした。みゆきさんと歌った「永遠の嘘をついてくれ」を。じゃ、お休みなさい。
今見たら2010年でした。この日、いらっしゃった方、お元気なんでしょうか。