NACK5「J-POP TALKIN’」の次のゲスト。10月9日に17枚目のアルバム「BACK TO THE POPS」を発売するGLAYのインタビュー。アルバム発売日が番組の放送日なのでそこから4週ぶち抜き。今日、前半二週分が行われました。
4週というのはもちろんメンバー4人が交互に登場するわけです。それぞれの選んだ4曲を中心にアルバムを語るという企画。3年前、前作アルバム「FREEDOM ONLY」の時の形が好評で今回も踏襲してみました。
今日収録したのはJIROさんとTAKUROさん。TAKUROさんは、二年前にソロアルバヌ「The Sound of Life」が出た時にFM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」に4週間出て頂いたのでそれ以来、JIROさんは前作アルバム以来、久々でした。
これはもう彼らの人柄としか言いようがないでしょうけど、3年空いても2年空いても変わらない。変わりましたね、という印象がない。インタビューや取材で会った誰もが口をそろえて「いい人たちですね」というのはデビュー以来でしょう。
デビュー30年経っても変わらない。意識してそうしようという次元じゃない。そういう空気はTHE ALFEEと共通すると言っていいでしょうね。というかこれだけ長い間変わらないのはその二組しかいないと断言できそうです。
片や50周年ですけど、GLAYもきっとそうなるんでしょう。アルバム「BACK TOP THE POPS」は読んで字のごとし。「POPS」に回帰する。アルバムの中には出ビュー当時からあったと思わせる曲や世に出なかったと思われる曲もあります。
TAKUROさんは、なぜそうなったかを簡潔に的確に話してくれました。自分たちの作品だけでなく、この30年の音楽状況、時代の流れなども踏まえながらあんなに論理的に音楽を語れる人は少ないでしょうね。
リーダーとしてバンドをどうかじ取りするかという冷静さと友人としてのメンバー想い、そしてソングライターとしての創作意欲と作品論。色んな面での魅力に溢れた人物。全体像は年々大きくなっている様で驚かされることばかりです。
番組は10月9日と16日、後半の二週は来週の収録です。というわけでアルバムのリード曲「さよならはやさしく」を。今だから書けたバラードと言っていいでしょうね。TAKUROさんもそういう話をしてくれました。じゃ、お休みなさい。