今日も一日喫茶店。同じお店にそんなに長くいるわけにもいかず、適当なところで移動しながら丸々一日。何時間いたんだろう。合計9時間か。一番長かったのは最初に行ったいつものスタバ。4時間くらい。間に昼食代わりのサンドイッチもありました。
何でそんなことをしてるかというと、そういう流れになってしまった。いつもはお昼前くらいにスタバに行ってその辺でご飯を食べてから仕事場に行くんです。でも、原稿によっては喫茶店の方が集中できる。移動する感じじゃなくなってしまう。
ということで最初の4時間。それから隣の駅まで電車で行って、そこでまた3時間。住んでるのが駅前になりましたからね、そうしないと気分が変わらない。そこは軽い食事セットもあって早めに夜ご飯、で近くのスタバでもう一軒という三軒ですね。
スタバはワンモアコーヒーというサービスがあって二杯目はお安くなる。大いに活用してます(笑)。何でスタバなんですか、と聞かれることもあるんですけど、理由はあるんです。Wi-Fiがフリーでしかも速度が速い。それに加えて机が大きい。
パソコンも資料も広げやすい。図書館にいるみたいな気分になる。お店にとっては迷惑な客。「長時間のご利用はご遠慮ください」と書いてあるお店もあります。それは気になるんで、長くなる時は色々これみよがしに注文して並べます(笑)。
で、何を書いてるんだ、ということになりますよね。この間、8月15日に書いたスタジオジブリについての原稿。岩波書店の「たねをまく」というウエブマガジンで始まった連載の原稿。これが極めてハードルが高い。襟を正しながらです。
今までほとんど縁がなかったジブリ作品を何度も見直しながら鈴木敏夫さんのインタビューとこれまでに出ている本の記述を頼りに書いて行くわけです。新鮮ではありますが、あまりに知らない。一から勉強しながらです。
でも、この年でそういう仕事に出会えることが幸せなことだなと思ってるんですよ。今までの蓄積だの経験が全く通用しない。ジブリの作品がこんなにクオリテイの高い質を持ってるんだ、と感動しながら格闘してます。あ、闘ってないか。
ま、いいや(笑)。ラジオの収録はありましたけど、先週からずっとそう。明日には送らないといけない。ようやく先が見えましたけど「魔女の宅急便」と「おもひでぽろぽろ」について書いてました。両方ともこんなに面白いんだ、と思いながら。
今日、アップされた二回目。こんな連載です。
というわけで、明日、追い込みです。曲ですね。「おもひでぽろぽろ」の主題歌、都はるみさんの「愛は花、君はその種子」を。ベッドミドラーの「THE ROSE」もいつ聞いても泣きそうになる歌ですが、高畑監督の訳詞がそれに輪をかけてます。じゃ、お休みなさい。