というイベントがあるんです。日にちは8月12日、場所は「彩の国さいたま芸術劇場の小ホール。駅は埼京線の与野本町。西口下車7分というところにあります。そこで何をやるかというと「レコード聴き語りLive」。昔風に言うとレコードコンサート。
でも、「聴き語り」ですからね。聴くだけじゃない、語るんです。僕のその一人です。もちろんゲストと一緒です。何を語るか。プログラムは3本あります。僕が出るのは2本。1本目は元東芝EMI、後のファンハウス社長と東芝の名エンジニア、蜂屋量夫さん。タイトルは「Love Generation 日本最強フォーク&ロックの競演」。
聴くのは新田さんが制作されたオフコース、甲斐バンド、サデイスチック・ミカバンドのアルバム。彼らのアルバムを作った時の話ですね。2本目で語るのは、元ソニーミュージックのブルース・スプリングステイーンの担当、喜久野俊和さんと僕。何について聴き語るか。「スプリングステイーンと浜田省吾」。
題して「Born To Run 日米ロック競演」。すごいでしょ。スプリングステイーンと浜田さんを交互に聴きながらアメリカと日本のロックについて語るんです。プログラムはもう1本、ビートルズ研究家の藤本国彦さんと漫画家の浦沢直樹さん。これは僕は関係ないです。
浜田さんとスプリングステイーンを交互に聴き語る。こんな大胆なことしていいのか(笑)。でも、やってみようと思った理由は二つです。一つはレーザーターンテーブルという仕組みなんです。アナログ盤を針を使わずにレーザーで再生する。つまり針の性能に左右される普通のターンテーブルでは再生されない音が聴ける。
マスターテープに入っている音がそのまま再生されるというターンテーブルなんですね。絶対に聴いたことのない音で聴けます、という主催の方の言葉に惹かれました。もう一つはその方が浜田さんの熱心なファンだったことですね。そして、僕の本を読まれていた。彼も楽しみにしてるというのが伝わってきました。
と言っても無料じゃないです。一般は1990円、大学生900円、高校生以下490円、小学生無料、となってました。レコードの音を聴いたことがないというお子さんにはいい機会になるんじゃないでしょうか。連休の三日目、子供たちをどこかに、と思われている方は是非。12時からそれぞれのプログラムは2時間くらいでしょう。
問い合わせはelp@eipj.jp。アナログ盤、久々に聴くことになります。でも、どうなるでしょうねえ(笑)。曲ですね。スプリングステイーンと浜田さん。同じタイトルの曲がありました。「MY HOME TOWN」を。聴きくらべてみます。じゃ、お休みなさい。