大阪に来てます。FM802で用事があって今、ホテルに戻りました。暑かったです。東京駅は熱風が立ち込めていて立っているのもしんどい。おかげで駅弁も買えずに乗るという悲惨な2時間半になってしまいました。
昨日の夜は渋谷のDEUO MISIC EXCHANGEでPANTAさんの一周忌コンサート。ライブ自体は充実していていいコンサートだったんですが、何と4時間。昨日の昼間は39度ですからね。予定されていたFM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の収録も延期。ライブは夜だからとそっちは出かけていきました。
PANTAさんゆかりのジャンル違いのミュージシャンが集まった。と言っても僕の知らないミュージシャンとかバンド仲間が多かった。PANTAさんと白井良明さんと一緒にやってるというドラムを叩くお笑い系の人とか。
普段本人が歌わないような曲も聞ける。今の頭脳警察が若手の実力派が集まってるということが実証されました。演劇関係も多かったのかな。そういう人たちだからの劇的なパフォーマンスが本人の歌では気づけないようなスケールの大きさを表現していたり、かと思えばデビュー当時からの盟友、鈴木慶一さんが登場したり。
交友関係の広さと音楽の多彩さ、そして彼が歌ったことのメッセージ。何と言っても発売中止になった最大の要因。「世界革命戦争宣言」を筋肉少女帯の大槻ケンジさんが歌ったというか、と読み上げたというか。圧巻でした。
都議選の翌日だったせいもあるでしょう。改めて彼が歌ってきたことがリアルに聞こえる。世の中が変わってない、むしろどんどん危惧した方に行ってる。それを予言するかのような曲ばかり。彼の歌は死んでないです。
そういう存在感と音楽家としての多面性。最後は最後のレコーデイングアルバムとなった「東京オオカミ」の中の曲をスタジオで歌う本人映像もあるという盛りだくさんな4時間でした。明日は加藤和彦さんのトリビュート。
昨日とはかなり違う質のコンサートになるでしょう。というわけで曲ですね。PANTAさんの「つれなのふりや」。慶一さんが盛り上げてました。じゃ、お休みなさい。