先週収録したのですが、もうアップされてました。You Tubeなんでご覧になる機会もないと思うのでご紹介しますね。司会をしている鈴木耕さんというのはペンネーム。本名は力さん。その前は集英社の名物編集者でした。
https://www.youtube.com/watch?v=xU1KNFuO7kk
僕より二歳上かな。初めて会ったのはもうかなり前、彼は「月刊明星」の副編集長、僕は時々原稿を書かせてもらうライター。でも「明星」なのに拓郎さんやオフコースが好きでその後も時々会ってお酒を飲んだりしてました。
拓郎さんとは雑誌の編集者の中で一番近しかったんじゃないでしょうか。「俺たちが愛した拓郎」という本を何人かで書いたことがあります。もう手に入らない本だと思いますよ。その中で彼は小説を書いてましたね。元文学青年という感じかな。
彼の本領が発揮されたのはその後、「集英社新書」を立ち上げたんですね。それを軌道に乗せてからは集英社版の「現代用語の基礎知識」でもあった辞典「イミダス」の編集長をしてました。でもサラリーマン的な生き方をしなかった人ですね。
集英社で「明星」をやっていながらジャニーズとは一線を引いていた。だからサラリーマンに縁のなかった僕らも付き合えたわけですけど。で、退職してやっているのが「Democracy Times」という番組。番組タイトルが全てを物語ってますよね。
「憲法9条を守る会」とかのメンバーだったんじゃないかな。普段は「沖縄」とか「憲法」とか政治色の強いテーマで討論したりしているようです。その中の「著者インタビュー」のコーナー。こういう「軟派」な本は多くないと言ってました。
でも、根が音楽担当ですからね。自分の経験も交えながら「80年代音楽ノート」についてあれこれ聞いてくれました。CMもありませんし、丸々一時間。お時間のある時にでもご覧になってください。こういう時、You Tubeは便利ですね。
最近、自分の人相が悪くなった気がしてるんです。目つきが険しい。気持ちに余裕がなくなってるのかもしれません。その辺、宜しくお願いします。というわけで、曲ですね。GLAYのアルバム「NO DEMOCRACY」から「戦禍の子」を。じゃ、お休みなさい。