今日も行われましたね。GLAYのデビュー30周年記念「幕張20万人コンサート・SURVAVAL」再現コンサート。もう終わってるか。僕が行ったのは昨日でした。行くところまでは書きましたけど、その後はそれっきり。
ライブが終わったのが8時過ぎかな。それから食事して帰ったらぐったりしていてここを書く元気がありませんでした。ライブで騒いだとか、身体を動かし過ぎたとかいうんじゃないです。でも、そうなってしまうのがひとえに年齢です。
そうだ、実は昨日、メガネを忘れてしまったんです。ほんとに色んなものを忘れるのも年齢。忘れる、勘違いする。この連続。先が思いやられます。でも、メガネがなくてもステージの様子も雰囲気も分かりますし、思ったほどの不都合はなかったです。
25年前の幕張の時だったら大変だったでしょうね。あれだけの広さでメガネがなかったらどうにもならない。昨日はベルーナドームですしスクリーンもある。ちょうどいい感じでした。20万人は多すぎだったかなと思ってしまいました。
あの頃は何よりもそういう勢いを示すことが重要な時期だったということもあるでしょう。そういう時代だった。業界全体がイケイケだった。今は、彼らもそういうバンドじゃありませんし。客席の歓声や歌声もステージと一体感は見事でした。
TAKUROさんがあの時はデビュー5年だったんだね、としみじみ言ってましたけど、バンドのスキルも比較にならないほど上がってるしライブの蓄積も25年分あるわけですからね。若さの勢いに任せたりする必要がない。
当然のことながら演奏曲もデビューから5年間の曲ですからね。彼ら自身がその頃を楽しんでいる。客席もそう。今のライブでは聴けない曲のオンパレードを心から楽しんでいる。これがGLAYのライブだよな、と改めて実感しました。
ライブハウスみたいだ、と思ったのは二回目のアンコールの時。それまでもステージと客席の距離感に25年前とは違う盛り上がりを感じていたのですが、それが頂点に達しましたね。最後の曲「BURST」ですよ。
インデイーズのデビューアルバム「灰とダイアモンド」の最後の曲。90年代のライブの最後のダメ押しになっていた曲。メンバーが客席に飛び込んだりTOSHIさんのドラムソロが10分くらい続いたり、客席とのコール&レスポンスがすさまじかった曲。
幕張の最後にもやってましたけど、さすがに20万人の一体感という空間じゃなかったですけど、昨日はそれでした。僕はスタンドの上から三分の一あたりで見てましたけど、アリーナとスタンドが一体になったコール&レスポンスは絶景でしたよ。
で、氷室さんのあのセリフがふっと浮かんだんです。「ライブハウス武道館へようこそ」。そういう光景でした。再現ライブだからあの曲順であの光景になったんでしょうし。楽しませて頂きました。30周年、まだ色々ありそうです。
というわけで曲ですね。デビュー曲「Rain」をフィーチャーした「BURST」を。じゃ、お休みなさい。