4月の20日から始まってる展示会ですね。場所は東所沢にある角川武蔵野ミュージアム。みゆきさんにとって初めての大掛かりな催しじゃないでしょうか。活動の幅広さは日本のアーテイストの中でも群を抜いてますからね。
色んなコーナーに分かれてるようですね。彼女の歩みやこれまでのアルバム、「夜会」の歴史、主題歌を歌った映画やドラマ、そして数々の代表曲の歌詞、縁の人たちからのコメント、衣装や「夜会」のセットもある。
それだけじゃないです。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」、「LEGEND CAFE」で瀬尾さんが登場したみゆきさんの特集回での瀬尾さんと僕のやりとりが文字になって展示されてもいる。それが進行係になってるそうです。
「そうです」と「ようです」じゃ、説得力に欠けますが。しょうがない、実はまだ見てないからです。色んなサイトで紹介をされてるんで、早く行こうと思ってはいたんですが、色々落ち着かくて、明日、ようやく見に行きます。
展示会そのものだけじゃなく会場で売っている「月刊カドカワ」の復刻版があるんですが、そこにも長い原稿が載ってます。一つはみゆきさんの活動をたどった「中島みゆきはいつも新しい~変わらないもの、変わり続けるもの」という原稿。
もう一本は「夜会」の歴史についての原稿。去年の秋に「今は言えないけどかなりの分量の原稿」と書いたことがあるんですが、それです、と言っても思い当たる方はいらっしゃらないでしょうけど(笑)。
更に、ですよ。これが嬉しいんですが、86年の「月刊カドカワ」に書いた「歌暦」のライブレポートが復刻されてるんです。ページ数にして17頁、写真なし、全くの読み物。自分でも忘れていた長文の原稿が「復刻」されました。
当時、まだ音楽雑誌ではなかった「月刊カドカワ」が巻頭読み物として掲載されてきたものなんですね。その辺から音楽への接近が始まった。僕も音楽雑誌じゃないところで初めて書いた長いライブレポート。力が入ってます。
というわけで、明日、そこを見てから代官山蔦屋の「80年代音楽ノート」出版記念、重松清さんとのトークイベントに向かいます。ホーム社の編集担当経由で重松さんからの「こんな話を」というメモは届きました。
お互いのこれまでのキャリアを踏まえた掛け値なしでマジな話になりそうです。重松さんは今、早稲田の教授もおやりになってます。大学の講義では話さないような音楽についての話も出そうです。どんな話になるか、楽しみです。
というわけで、曲ですね。85年の「歌暦」のレポートでのこの曲の所を読んで頂けるとと思ったりしました。みゆきさん「歌姫」を。じゃ、お休みなさい。