一昨日でした。MONGLO800の渋谷公会堂。デビュー25周年のホールツアーですね。今までイベントとかフェスのようなオムニバスコンサートでは何度も見てるんですが、ワンマンは初めてだったんです。ほんとに今頃ですけど。
一重にこちらの怠慢なんです。こまめにスケジュールをチェックしてそれなりのお願いをすればいいわけですが、ついつい、という感じで今になってしまいました。ま、そんな言い訳をしてどうなる、ですけど、良かったです。
ホーンも入って思ったより厚みのあるバンドサウンドとダンサーの「粒さん」。陽気なサービス精神と人柄がにじみ出てる。大らかで素朴で温かい。8ビートもレゲエともチャーューシーが一体になって盛り上がるお祭り感。楽しかったです。
あれは意図的とか演出でとかじゃないんでしょうね。自然にそうなってゆく。沖縄というのがそういう島なんでしょう。生活と音楽が一体になっている。「南の風」が吹いている。コンサートの特別感と日常感が一緒になっている。
そういうライブの大らかさとキヨサクさんの声が合ってる。あの大きさというのかな。古いファンはご存じでしょうけど、つのだひろさんのような黒っぽい太さがありつつ湿っぽくない。乾いているけど艶もある。身体も大きい(笑)。
書きながら思ったんですが、そうか、つのださんというより西岡恭蔵さんかな。あの人の「サーカスはピエロに」みたいな乾いた哀愁ですね。ぼうようとしていて繊細。ビート系のバンドにはああいうヴォーカリストはいないでしょう。
彼らを初めて意識したのは御多分に漏れず2001年のアルバム「MESSAGE」ですね。ジャケットに沖縄の生活ぶりを記録した写真が使われていたり「沖縄の日常」があった。BEGINが今みたいに「島唄」を広める前ですからね。
70年代の「紫」が象徴する「基地のロック」とも学生運動の流れの中にあるように思えた「沖縄フォーク村」とも違う。喜納昌吉さんのチャンプルーズのようなミクスチャーでもないバンドサウンド。新鮮でした。
と言っても今頃ですからね、大きな声では言えません。それとは別のソングライターのキヨサクさんに惹かれてました。JUJUの「ブーケ」が彼の詩曲だと知った時は驚きました。その後の「アンテイーク」もそうですね。
JUJUだけではなくJ-POPのラブバラードの中の名曲です。もちろんバンドでそういう曲はやりませんけど、「小さな恋の歌」のシンプルさと人懐っこい切なさもそういう懐の深さあってこそじゃないでしょうか。あの曲の大合唱は泣けます。
というほどよく知ってるわけじゃないんでこの辺でやめますが(笑)。この間書いた島袋優さんのアルバムにも「シージャーGOGO」という曲を提供してました。こちらはMONGOL800そのものでしたけどね。沖縄の風。気持ちいいです。
というわけで、曲ですね。MONGOL800「OKINAWA CALLINNG」を。じゃ、お休みなさい。