神奈川県秦野市にあるクアーズテック秦野カルチャーホール。元の秦野市文化会館、と言ってもその頃も行ったことがなくて、今日が初めて。Godigoeのワンマンのホールコンサート。5年ぶりじゃないでしょうか。
シンコーミュージックの雑誌「ALL AREA」で彼らの軌跡を連載してるということもあって見せて頂いたわけですが、思ったより遠かったです。小田急線の町田の少し先という印象がありましたけど、もっと全然先でした。
スマホの乗換案内を見ていたら、小田急線のロマンスカーが止まる。久々だなあと思ってそれに載ったら50分以上。驚いたのは町田に止まらない。通勤客利用も考えるんだったら町田は外せないんでしょうけど、そういう列車じゃないんでしょうね。
ちょっとした観光気分。車内には若いカップルも結構いました。二人で箱根かあ、とロマンテイックのおすそ分け。最近、そういう感じはないないなあ、と、ぼんやりとみてしまいました、って何の話をしてるんだ(笑)。
小田急線もそういう列車に乗ってると車窓の感じもずいぶん違いますね。特に町田から向こうが違った。東京の通勤圏という空気がどんどん薄くなってくる。相模大野あたりからは丹沢の山脈が近くなってきて独特な雰囲気になってくる。
秦野はそういう街でしたね。特急の次の停車駅は小田原でした。川沿いに広い公園があったり緑も多い。このところの落ち着かない慌ただしさの中でちょっとした気分転換になりました。早く引っ越しを終えてゆっくり旅行したいです。
Godeigoのライブは偶然、タケカワさんの71才の誕生日。大人の余裕を感じさせました。そうだ、バースデーケーキの蠟燭を吹き消すのは、命の火を消すようで嫌だと言ったのが印象的でした。
そういう感じ方もありますよね。こんなに人間の生命が風前の灯火に思える時代は20世紀にはなかったでしょうし。彼らのライブはこの後、ホールやビルボード東京、大阪、とかあります。再来年がデビュー50周年。どんな動きをするんでしょうね。
ライブに行く機会が減ってるなあと自分でも思ってるんです。でも、色んなライブを見ることよりも自分に出来ることをしなければ、みたいに思うんですね。体力も気力もどんどん衰えていきますし。ともかく処理能力が落ちてる。
仕事の量は変わらなくても処理能力が落ちればやれることも少なくなる。何でこんなに捗らないんだろうという状態になってくる。どんな仕事でもそうなんでしょうけどね。前は出来たことが出来るんだろうか、みたいな疑心暗鬼に捕らわれてゆく。
こんなこと書いててもしょうがないですけど(笑)。ぼやきの77。谷村さんのこともどっかでじわじわ来てるのかもしれませんね。いつ何が起こるか分からないぞ、という静かな恐怖感みたいなものかな。今週は「ALL AREA」の小田さんの原稿。
書けるかなあ、みたいな漠然とした手探り感も今まであんまり経験したことがない感じです。発売は11月の後半だと思います。というわけで秦野に行く途中にいきものがかりの出身、海老名を通りました。帰りの快速急行も止まらなかったですけど。
彼らの活動休止前の地元野外ライブ行きました。あの辺まで行くのはあの時以来だったかも。12月に二人になって最初のアルバムが出ますね。彼らの曲を。「ハジマリノウタ」。ほっちは何をしてるんだろう、じゃ、お休みなさい。