FM NACK5「J-POP TALKIN’」の9月後半のインタビューゲスト。8月30日にソロデビュー25周年のミニアルバム「青い空だけじゃない」が発売されました。お会いするのは2020年12月の「Boot Up!!」以来、ほぼ二年半ぶりでした。
前回はコロナ禍が悪化する前、ライブもどうなるだろうという時期でしたけど、今回は違いますね。月曜日にこのアルバムのツアーの初日、名古屋公演を終えたばかり。ツアーの最中、あるいはライブを終えたばかりという溌溂とした表情でした。
そういうものなんでしょうね。歌っている時とかツアーをやっている時が一番充実している。スタジオに入っていた時からどっか違う。話だしても熱が入って止まらない。今回のツアーが曲中心なんで話足りなかったのかもしれません。
話をしていて気分が明るくなる、聴いているこちらまで吊られて楽しくなるという人っているんですよね。ライブでもそうでしょうけど、インタビューみたいな場面では一対一で話すわけで、それが顕著に出ます。
特に僕は相手に吊られやすいんでその人の空気に引っ張られる。まあ、どんな人でも同じように応対するのがプロのインタビュアーだとしたらむしろ失格ということになるかもしれませんが、ここまでこうやってきたんで仕方ないでしょう。
ソロデビュー25周年と新作。アルバムはミニアルバムなんで曲数は多くないですが、初回盤には今年の1月6日の誕生日にビルボード東京で行われたバースデイライブの映像がついていて、その25周年ならではのレア選曲の話。
折角のインタビューなんで、そういう曲だけじゃなくソロになってからの名曲「NとLの野球帽」やMULTI MAX時代の91年の「WINDY ROAD」の話も訊きました。「WINDY ROAD」は、彼のライブ歴の中でも印象深かったんですね。
コンサート会場に紙飛行機が乱舞するという光景はもう珍しくないですけど、あの曲が最初じゃないでしょうか。タオル投げは矢沢さんですけど、紙飛行機はChageさんで初めて見た気がします。聞いたら今もおやりになってるそうです。
あの陽気さにはホッとしますね。誰にでもそういうわけじゃなくて日常生活ではむしろ人見知りに近い。気の合った人、気持ちよく話せる場ということになるのでしょうが、初めて会った時以来、インタビューでもライブでもずっとそういう感じです。
初めて会ったのは81年のCHAGE&ASKAの代々木のオリンピックプールのライブビデオの制作の時だったと思います。ちょっぴり粗忽な九州小倉の熱血男子。江戸っ子に似てますね。65歳。鍛えてるんでしょう。お腹出てなかったです(笑)。
俺も頑張ろう、そんな気持ちになれるインタビュー。ラジオでも感じて頂けると思います。というわけで曲ですね。「NとLの野球帽」のソロバージョンを。西鉄ライオンズですね。じゃ、お休みなさい。