FM NACK5「J-POP TALKIN’」のためのインタビュー。元は先方から先週でという日程だったものの僕はいなかったために再度ということになりました。こういう時はそのまま、今回はなしということでになることが多いんです。
Mrs.Greenappleは、今、一番勢いのあるバンド。去年は紅白にも出てました。「紅白」に出るようになるとラジオはやらなくなるというケースが多い中で、こちらの都合で流れてしまったわけですから、ありがたいとしか言いようがありません。
ただ、ラジオ用の時間はもう出ないということでテレビの収録の合間に局にお邪魔するという恰好。しかもメンバー3人ですからね、マイクが4本必要になる。場所も会議室なのか、控室のどこかなのか、行ってみないと分からない。
それだけの機材を持っていかないといけないわけでデイレクターが大変です。北海道旅行のしわ寄せ。恐縮しながらの収録になりそうです。でも、番組としては彼らが出てくれるということでイメージもあがりますからね。何としてもという感じです。
彼らの出演は前作のアルバム以来4年ぶり4回目。7月5日に5枚目のアルバム「ANTENNA」が出ます。2020年に活動を休止、2022年3月に「フェーズ2」として再開してから初のフルアルバムになります。
去年の7月に活動再開のミニアルバム「Unity」が出て、その中の「ダンスホール」は、去年最も売れた一曲になりました。Adoさんが歌った「私は最強」も大ヒット、映画「ラーゲリより愛を込めて」の主題歌「Soranji」もありました。
彼らの最大の魅力は、ヴォーカル、ソングライターの大森元貴さんの歌と言葉ですね。1996年生れのまだ26歳。小学校6年の時からバンドをやっていて曲を書くことに悩んだことがない、詞も曲も一緒に出てくるという天才少年。
何と言ってもあの裏声と地声がミックスされたヴォーカルですね。ああいうジェンダーフリーな男性ボーカリストは彼くらいでしょう。活動再開後はそういうエンターテインメント色も強くなってます。
今の時代に大切なもの、「愛すること」や「愛されること」、「人の弱さ」や「寂しさ」、綺麗ごとや絵空ごとでもなく実感として表現できる。Z世代を代表するクリエーター。ロックバンドの枠に収まらないジャンルレスな音楽。貴重な存在です。
明日の日本のポップミュージックを支えるバンド。曲ですね。「私は最強」の彼らバージョンを。じゃ、お休みなさい。