FM NACK5「J-POP TALKIN’」のためのインタビュー。この間書いた緑黄色社会の次のゲストですね。彼らと同じ17日に4枚目のアルバム「AIRPORT」が発売になります。インタビューするのもお会いするのも初めてでした。
もちろん名前は知ってましたけど、ドラマ「ラブソング」に出てたこともあるんでしょうね。どこか遠い存在に見えてたんです。それが変わったのは先月かな、斉藤和義さんのアルバム「PINEAPPLE」のインタビューの時ですね。
あのアルバムのタイトル曲を和義さんとさくらさんが一緒にやってる。どうして彼女だったんですか、という話をしていて彼が「彼女は世間のイメージとは違いますよ」「僕らよりも音楽を知ってるかもしれない」と言ってたんです。
そんな風には思ってませんでしたからね。改めてアルバムを聴き直したり、インタビューを読んだりしてそれが外交辞令じゃないことを実感しました。自分で詞曲を書くのはもちろんアレンジもする。洋楽や民族音楽まで実に詳しい。
お父様がプロのミュージシャンで子供の頃から音楽に親しんでいたという環境。10代の頃からコンサートの現場を経験している。声もちょっとハスキーでキュート。今のシーンでは他に見当たらない存在でした。
新作アルバム「AIRPORT」は、4枚目。これまでの3枚の良さを生かして、更にその先に行こうとしている力作でした。関わったアレンジャーやミュージシャンは、今の東京を最前線で支えているDJやトラックメーカーばかり。
クラブミュージックとポップスがミックスされた心地よさは女性ソロアーテイストのアルバムとしても秀逸に思えました。話も明快で無駄がない。95年生れ、今後のシーンを担う一人になることでしょう。
ただ、インタビューとしては僕の力不足を痛感してしまった感じですね。今、20代の才能あるアーテイストの音楽の情報量の豊富さやこだわりの精密さを受け止め切れない。今の若いアーテイストはすごいです。そういう時代になってるんでしょう。
昨日一日かけて準備したんですけど、調べすぎが空回りすることもあるわけで、何であんなピントの外れたことを聞いたんだろうと悔やんだり分かったようなことを言ってる自分が情けなかったり。帰り道は、意気消沈、悄然とした感じでありました。
こんな自分でまだやれるんだろうかとか。年々インタビューが難しくなってる。反射神経も鈍くなるし、言葉もうまく出てこない。デイレクターの編集頼みです。こんな話の後ですが、アルバムは素晴らしいです。その中から「いつか見た映画みたいに」を。じゃ、お休みなさい。