昨日、病院に行ってレントゲンを撮って整形外科のお医者さんに診てもらいました。診断がその言葉ですね。微妙だなあと。大したことはないよ、と言ってもらってるという意味では助かりました、でしょうけど、一番知りたいことには答えてくれてない。
官僚答弁という感じかな。当たり障りない優等生的答え。腰が痛い、という状態がどういうことでなぜそうなったのかには触れてくれない。こちらも骨格が歪んだかなという程度で「骨」に問題がある、というところまでは思ってない。
レントゲンを見てそういう状態じゃないと分かったらあとは薬出しましょう、飲んでれば収まりますよで終わりでした。その言葉通り、今日は昨日みたいに立ち上がるのがしんどい、みたいな感じじゃなかったです。
お医者さんは選ばれた技術者でもありますからね。腕の見せ所がなくて物足りない感じだったのもしれませんが、やっぱり薬をもらって良かったと思いました。昨日の予定はごめんなさいで今日も一日家でした。
一日中家にいることはめったいにないですからね。横になってばかりじゃまずいと座って諸々の連絡とか予定とかアルバムのチェック。今年の5月から夏にかけての番組のアイデアとか。3月までが怒涛のようでしたからやっと落ち着いた気がします。
5月17日にスピッツのアルバムが出るので前作の「見っけ」と前々作の「醒めない」を聴き直したりね。両方とも原稿を書いたり番組で特集もしてるのに驚くほど記憶があいまい。時間が経ったというより、これも年齢ね(笑)。
でも、「見っけ」は良かったですねえ。最高傑作に思えた。バンドの演奏の密度やバリエーションはもとより曲の完成度。特に言葉の含蓄の深さに感動しました。アウトロー的な反骨心と弱い人や乗り遅れた人、落ちこぼれた存在に対しての優しさ。
すぐに手の内を見せたりせずに何通りの解釈もできるようにチラッと垣間見せる洒落っ気やユーモア。こういう細やかで芯が通っていて詩情豊かな詩人という意味では群を抜いているなと思えました。新作アルバムが楽しみになりました。
来週の浜田さんの映画の先行有料試写会、どうやら行けそうです。ほっとしました。というわけで、スピッツの「見っけ」から「ブービー」を。じゃ、お休みなさい。