共同通信の「80年代ノート」の96回。掲載は各新聞で違うので何とも言えませんが、僕のやることは後5回で終わります。89年、書くことが色々あるんですが、100回連載という期限が決まってるんで頭を悩ましてます。
オフコースの解散で書こうと思っていたんですけど、これまでチューリップについてちゃんと触れておかなかったなあと。で、財津さんがFM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の「小田和正特集」に来てくれた時に言ってた言葉を思い出しました。
「オフコースの解散を聞いて、解散していいんだ、と思った」と。オフコース解散が発表になったのが88年11月。チューリップ最後のツアーは89年3月から。オフコースの東京ドームの解散コンサートの一か月後でした。
両方とも69年のライトミュージックコンテストから始まってますからね。デビューもチューリップが72年。オフコースが2人で本格始動したのが73年。ほとんど同じ。成功したのはチューリップが先でしたけど、80年代はオフコースの方が売れてました。
その二つのバンドの解散で80年代が終わった。で、その頃の資料を色々探してたんです。チューリップは最後のツアーのパンフレットに原稿を書いたんですが、手元にない。対照的にオフコースは色々出てきました。
今はありませんけど、学研の雑誌「BEST HIT!」。飯名さんという熱血編集長が率いてました。記事のスクラップが残ってたんですよ。10年以上前ですね。家に溜まっている音楽雑誌を整理した時に自分の記事だけ切ってたんですね。
それも忘れてましたからね。あ、こんなのが残ってたんだと。定期的に取材してたんです。87年の「as close as possible」と「STILL a long way to go」の時。レコーデイングやツアーの同時進行取材。
解散発表は88年11月。それを聞いた時の記事とかね。その後に佐世保にライブを見に行ったんですが、その時のレポートもありました。解散発表後の特集とか、東京ドームの解散コンサートのライブレポートも、ですね。
当時の音楽雑誌ですからそんなにシリアスなことは書いてませんけど、雰囲気は残ってましたね。ずっとこんなことやってるんだなあ、と改めて思ったり。懐かしいというか愛おしい感じでした。
書いてることはあまり変わってません。気分先行、雰囲気重視(笑)。評論ぽくない。心情レポート。今もこんなこと書いてるなと。ということは原稿に年齢は関係ないのかなと自分に都合のいいように思ったり(笑)。最後までそうなんでしょう。
みゆきさんの「俱に」の歌詞を借りれば「風前の灯火でもきっちりと点っていたい」という感じですね。「80年代ノート」、後5回です。今週は「ALL AREA」のゴダイゴの連載。どっぷり浸からないと書けません。
というわけで、今日もオフコースを。「STILL a long way to go」から「昨日見た夢」を。色んな夢を見せてもらいました。ライブの思い出だけは誰にも負けません(笑)。じゃ、お休みなさい。