ツアーの正式タイトルは「Welcome Back to The Rock Show"EVE”」ですけど、一行で書くには少し長いので省略しましたが、書き終えました。あまり使いませんが”脱稿”といいます。ここでも初めて使ったかもしれません。
シンコーミュージックの雑誌「ALL AREA」。昨日、大阪のホテルで書いて読み直しをしたりしてさっき編集部に送りました。編集部が赤入れして事務所に確認をしてもらい写真を選ぶという段取りですね。僕はここまで。
どうにかたどり着きました。去年の9月に初日がスタートした時に思い描いていた取材は全く出来なかったですからね。特に年末の広島に行けなかった時はこんな状態でレポートする資格はないなと、書いてはいけないのではないかと思ってました。
おまけに記憶違いや覚えてないことも沢山ある。メモも不完全極まりない。僕の能力では描写出来ない。書いてはいけない、というより書けないなと思って断念しようと思ったり。文字数を減らせないかとか、弱気の虫が頭の中を這いまわってました。
結果的には当初の長さ程度にはなりましたが、至らないところだらけ。それなのにひとまず書き終えた時は涙が出てしまいました。こういうのはめったにないですね。内容よりも書いた、ということでご容赦ください、という感じなんです。
でも、2022年のツアーというのがいかに普通じゃなかったかをお分かり頂く一つの材料になればな幸いです。発売はいつなんだろうって、そんなことも頭に入ってない(笑)。締め切りだけ覚えてましたけど。3月末だろうと思います。
”脱稿”です。”脱走”とか”脱出”という言葉に近いものがありますね。昔の作家にとっては”稿”から”脱ける”という感じだったんでしょうね。多少、そういう気分を味わってます。60年代に流行った人形は”ダッコウちゃん”って無理があるか(笑)。
というわけで、明日は「80年代ノート」と「毎日新聞」の「今月の特撰盤」。短い原稿は喫茶店で出来るので少し気が楽です。曲ですね。浜田さん、「あれから2人」を。若い頃には書けなかった曲でしょう。じゃ、お休みなさい。