FM NACK5「J-POP TALKIN’」のインタビュー。本来は去年の12月に行われる予定だったんですが、僕の入院騒ぎでなくなってしまってました。新作アルバム「Wonderful World」の発売が11月でしたからもうないだろうなと思ってました。
プロモーションにはタイミングというのがありますからね。基本的にこういうインタビューはそのために組まれます。そんなに話好きな人ばかりじゃないですしょうし出来ればやりたくないと思っている人も多いでしょう。
そうなるだろうなと諦めていたんですが、3月に力の入っているライブがあるということでその前に再度ということになりました。アルバム「Wonderful World」は、今のASKAさんが凝縮された力作でしたから聞きたいことは色々あります。
何よりもCHAGE&ASKA時代の「太陽と埃の中で」と「PRIDE」をやっていることがありますね。ソロの充実ぶりを遺憾なく発揮した歌いっぷり。あの頃を懐かしんだりというノスタルジーの欠片もありませんでした。
今、なぜあの曲なのか。当時とは何が変わったのか。気持ちが全て歌になっている。アルバムに流れている、何かを断ち切ったように想いが溢れている自在の歌いっぷりはその2曲に引っ張られているようにも思えました。
これまでのソロアルバム「Too Many People」「Black&White」「Breath of Bless」とは目指しているところが違うと思えたアルバム。音楽の完成度というより気持ちのリアリテイを重視したようなどこか生々しい歌が詰まってます。
で、3月にあるのがアメリカのスーパー・プロデユーサー、デビッド・フォスターと一緒にやるというコンサート。3公演が予定されてます。ホイットニー・ヒューストン、マイケルジャクソン、マドンナ。グラミー賞受賞15回ですよ。
彼にとってどういう存在だったのか、どういう経緯で実現したライブなのか。どんなことをやろうとしているのか。先日、テレビで放送されたASKAさんの一時間特番で、何とデビッドが日本でコンサートをやった時に直訴したという話がありました。
今年の2月で65才かな。還暦を超えてから加速しているように見える活動を支えているもの。じっくり聞いて見ようと思います。明日も寒そうですからね、風邪を引かないように。というわけで、ASKAさんバージョンで「太陽と埃の中で」を。
NHKのニュースでシーナ&ロケッツの鮎川誠さんの死を報じてました。74才。来週の月曜日、頭脳警察との対バンを見に行くつもりでした。彼は登場しないという発表はありましたけど、追悼コンサートになりそうです。じゃ、お休みなさい。