FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の9月の特集ですね。6月に初のシングルコレクション「Senri Oe Singles~Spacial Limited Editon」を発売。今年から来年がデビュー40周年イヤーです。
初のシングルコレクションは初回盤は5枚組。これまでに出た全てのシングルが収められてます。AB面というシングルは両方とも収録するという選び方で4枚組全54曲。提供曲ばかり16曲を収録したDISC5。全70曲という膨大なもの。
さすがに全曲は紹介できないのでオリジナル4枚のDISCを一週ずつ紹介していこうという4週間。彼は2008年から拠点をニューヨークに移してジャズピアニストとして活動中。でも、先週から日本でのライブがあって帰国中なんですね。
二日間だけ何とか時間を頂いたんで4週とも本人が登場。その4枚の中から今、語っておきたい曲を選んでくれました。自選シングルストーリーですね。「今だから語りたいMy Song」というサブタイトルにしようと思ってます。
で、事前に台本を作らないといけない。今日も明日も丸々一日は千里さん漬け。明後日までかかるかなあ、という感じ。でも、そうするとその先が大変になるな、とかね。来週もライブどころじゃなくなってます。
でも、コロナ禍でライブから多少遠ざかっていることもあるんでしょうね。以前、みたいな罪悪感というのかな、やるべきことをやってない、みたいな気分にはならなくなってますね。これでいいんだ、と納得できるようになってる。
年齢的にも来月で76ですからね。連日ライブ会場という生活はもう出来ません。それより目の前のことを丁寧にひとつづつやってゆくということになるんだろうなと。前はライブ会場にいないと現役じゃない、みたいな気分でしたからね。
大江千里さんは久々ですね。と言ってもそんなに近しかったわけでもないんです。80年代前半のキャンパス・カルチャーのシンボルのようだった時代は女性のライターが多かったですし。僕にはちょっと眩しかった。
デビューシングルが「ワラビーぬぎすてて」ですからね。「ワラビーって何?」と思った口。曲で言うと「十人十色」くらいからかな。インタビューも「AVEC」あたりだったと思います。「APOLO」の時のことははっきり覚えてますけど。
記憶がどんどん怪しくなる。でも、今回の特集は彼が「今、語っておきたい曲」というくくりですからね。ヒットしたとかじゃない曲の選び方。どんな話をしてくれるのか、僕も楽しみにしてるんです。
80年代のキャンパスカルチャーは多少、距離を持ってみてましたからね。そこからどう大人になって行ったかが伝えらればという4週間ですね。なぜニューヨークに移住してなぜジャズの学校に入りなおしたのかとか。
だから後半の方が興味深い。7月に7枚目のジャズアルバム「Letter to NY」が出たのですが、これがいいアルバムでした。予想外、と言っては失礼ですけど、こういうジャズアルバムがあるんだ、いう感じ。最後はあのアルバムの話で終えます。
拓郎さんの特集の時もそう思いましたけど、今回も最後の千里さん特集になるでしょう。心残りのない番組になればと思います。というわけで、今日も34度、全然涼しくならない!。怒ってもしょうがないか(笑)。
というわけで千里さんの曲。あらためていい曲だなあと思った曲を。88年の「これから」。槇原敬之さんがいかに千里さんの影響を受けていたかがよく分かりました。じゃ、お休みなさい。