FM NACK5「J-POP TALKIN‘」のインタビュー。矢井田さんは9月7日に12枚目のアルバム「オールライト」が発売になります。番組でのインタビューは2020年に発売になったミニアルバム「オールライト」以来ですね。
彼女のデビューは2000年。二枚目のシングル「My Sweet Darlin’」が大ヒット。その曲の入った一枚目のアルバム「daiya-monde」はミリオンセラー。いきなり2000年代を代表するシンガーソングライターになりました。
でも、そうやって華々しい登場だったにもかかわらず2006年からインデイーズで活動。自分のレーベルからリリース。メジャーとは一線を引いた活動をしてました。急激なブレイク曲線から緩やかな自然体モードの20年というキャリアは多くないです。
デビューしていきなり売れてしまった頃のことを「自分の力がついていってないことがよく分かった」という話もしてました。そういう人気がもたらす虚像みたいなものに翻弄されないで生きてきたというんでしょうか。
途中、メジャーに戻って時期があったりね。どっちでも変わらないという姿勢も一貫している。新作アルバムは発売がコロムビア。メジャー復帰。でも、そういう気負いは感じさせない「らしい」アルバムになってます。
バンドがずっと一緒にやってる人たち。それも久々ということになるのかな。”エレキのヤイコ”というのも久々でしょう。コロナ禍で誰もが身動き取れない中での落ち込んだ気分や戸惑いみたいなものへの気持ちいいいエールのアルバム。
中学生の娘さんとのやりとりが歌詞になった曲もありました。一児の母とは到底思えない。生活の淀み、みたいなものやキャリアを重ねることの灰汁、みたいなものがない。生活と音楽のバランスがうまく取れてるだろうなと思わせてくれました。
色んな活動の仕方がある。その人なりの生き方があっていい。そんな一人じゃないでしょうか。10月7日、渋谷公会堂でアルバム発売記念ライブがあります。というわけで、アルバムから「駒沢公園」。娘さんとの会話が歌われてます。
女性シンガーソングライターは色んな人がいて面白い。明日は半崎美子さんのインタビュー。アルバム「うた弁3」は傑作です。僕があいみょんを取り上げた「毎日新聞」の「今月の特撰盤」で他の選者が取り上げてました。じゃ、お休みなさい。