4月からスタートしているツアー「DISCOVER JAPAN DELUXE」の東京公演。そろそろ後半戦かな。ステージで本人も言ってましたけど、ツアーの油が乗り切った頃。まさにそういうツアーでした。
「DISCOVER JAPAN」というのは2011年から彼が始めている日本の歌のカバーシリーズですね。震災の後に今、求められているのは誰もが知っている名曲なのではないか、改めて日本の歌に向き合ってみようということだったんですね。
それまでは洋楽ソウルを下地にしたラブソングの王様、というイメージでしたからね。でも、彼の中には日本の歌の歴史もある。それを見せたシリーズになってます。すでに3枚。今年出た「DELUXE」は、その集大成でした。
シャネルズでのデビューが80年。ソロデビューが86年。デビュー40周年が2020年。去年がソロ35周年。コロナ禍で一年ずれた形で動いていて、今年が35周年イヤーになって、それに合わせたツアーでもありますね。
まだツアー中ですから内容には触れません。でも、選曲の妙、みたいなものを感じさせるものになってますね。前回の「40周年」とは明らかに違うソロアーテイスト、鈴木雅之のライブ。お客さんも満席。ライブらしいライブでした。
最近、声が出せないというのはそんなに物足りないという感じがしなくなってますね。その分、拍手の熱量も上がってますし、僕らもしやすくなってます。関係者席で腕を組んでみてる、みたいな人が減ってきた感じがしますね。
前は、どっかお義理で拍手しているように見えた人たちが自然に手を合わせてる。僕もそうかな。もちろんお義理でしたりはしませんけど、演奏や歌が終わった後に自然にそうなる。不思議なもんで拍手するとライブが身近になります。
何を言ってるんだ、でしょうね。普通は拍手するんですからね。業界ノリが当たり前になってたことを露呈してますね。でも、ほんとにそうですよ。あまり縁のなかったアーテイストに対してでも拍手が近づけてくれたりします。
今日も声は出せない状態でしたけど、違和感はありませんでした。彼も言ってましたけど、お客さんが声を出さないで一緒に歌っているという感覚は届くものだなと思います。”心の声”というヤツでしょうね。
サンプラはこの間スタレビを見たのか。いいホールだなあ、と再認識しました。渋谷公会堂が新しすぎる感じもあるからでしょうね。サンプラは老舗の風格です。今日、メジャーリーグを見てたらニューヨークの街の映像が写ってました。
ラジオシテイ・ミュージック・ホールというマンハッタンの老舗コンサートホールが何度も出てた。東京で言うとサンプラなんだろうな、と思ったりしていたこともあるでしょうね。貴重なコンサート会場です。
というわけで曲を。「DISCOVER JAPAN DELUXE」で歌われた新しいカバー曲。マーチンの歌のうまさを証明する曲。YOASOBIのカバー「怪物」を。今日もいきなりの豪雨で肌寒かったです。朝は蒸し暑かったのにね。天気に左右されない怪物になりたい。じゃ、お休みなさい。