勉強中(笑)。来週、FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の「ムーンライダーズ特集」の収録がありますからね。新作アルバム「It’s the moonriders」とこれまでのアルバムの聴き直し作業。手ごたえありますし、ハードルも高い。
どういえばいいんでしょうね。玄人好みの最たるバンドがムーンライダーズでしょう。安易な妥協はしない。世の中に迎合しない。東京のバンドらしく新しい音楽に対しては敏感で、その時代の音は取り入れている。でも、どこか斜に構えて遊んでいる。
76年のデビューからずっとそういう姿勢ですね。同じようなことはやらない。アルバムごとに作風が変わったりする。メンバー全員が曲を書いたりするということもあるんでしょう。つねにバンドの集合体として動いている。
その頑固さみたいなものが魅力であり玄人好みの要因であるでしょうし、その反面、キャリアの割には誰もが知っている、みたいなポピュラリティを手にするまでにいってない。下世話に言ってしまえば、そんなに売れることが少なかった。
バンドの姿勢を守りながら活動を続けることの難しさ。レコード会社をあれだけ多く変えたバンドはないでしょうね。だからレコード会社を超えた「ALL TIME BEST」みたいなアルバムが作りにくい。それも彼らの「カルト性」につながってゆく。
自分たちのアルバムだけじゃなくて色んな人たちのバックもやってきてる。アグネスチャンのバックが最初でしょう。松本隆さんがプロデユースしたり全曲の詞を書いたアルバムでムーンライダーズが全面参加したものは多いです。
はっぴいえんどと同じ事務所だったこともあるでしょうね。鈴木慶一さんが加わる前、オリジナルムーンライダーズと言っていた時のドラマーは松本さんでした。色んな意味ではっぴいえんどと縁のあるバンドです。
去年の松本さんの50周年武道館ではっぴいえんどが再結成された時に慶一さんがボーカルで加わってました。ムーンライダーズは細野さんが始めたセッション集団、テインパン・アレイを意識していたんだろうなあ、と思ったりしました。
今日、聞いてたのは「ムーンライダーズ」「イスタンブールマンボ」「ヌーベルバーグ」「モダンミュージック」の4枚。まだほんの初期です(笑)。そうやって辿ると新作「It’s the moonriders」がいかに力作かがよく分かります。
まだ日にちはありますからね。時間を見ての聴き直しです。というわけで、明日は眼医者、耳鼻咽喉科、美容院とまとめてしまいました。外出日(笑)。目も喉も髪の毛もきれいさっぱり生まれ変わろう(笑)。
曲ですね。鈴木慶一とムーンライダーズとして出た最初のアルバム「火の玉ボーイ」から「スカンピン」。哀愁があって好きな歌でした。意味は「一文無し」。あの頃の僕らね(笑)。じゃ、お休みなさい。