緑黄色社会、昭和女子大人見記念講堂。

　昨日でした。終わってから人見記念講堂のある三軒茶屋のファミレスでさっと食事をして帰って、ここを書こうと思ったんですが、そうはいかなかったです。ロッテ・オリオンズの佐々木朗希さんの完全試合。スポーツニュースのはしごになりました。

　一応、野球ファンですからね。彼のことは高校時代から注目してましたし、プロに入ってからも順調に成長してる。いずれは史上最強の投手になるとは思ってましたけど、まさかこんなに早くという感じでした。

　日曜日のスポーツニュースは時間が深い。全球紹介の一球一球に驚きの声を上げる。一通り見てから書く体力はなかったです。ライブも力が入ったし、完全試合もすごかった。興奮して寝付けませんでした。というのは余計な前置き（笑）。

　緑黄色社会、初ライブでした。NACK5「J-POP　TALKIN’」でインタビューしたこともあって、いいバンドだなあと思ってましたけど、想像以上でした。ツアーは佳境なので内容には触れませんけど、あんなにガチンコなバンドとは思わなかったです。

　ガチンコ、というのは全力投球。メンバー全員がガチンコ。多くのバンドがボーカルを中心にとか歌を引き立たせる、みたいな関係性で成り立ってる中で、そういう感じがない。それぞれのテンション感が変わらない。スリリングでした。

　でも、バトル感という感じでもない。全員がガチンコを楽しんでいる。一緒に突っ走ってる。それも満面の笑顔。あの体当たりなエンターテインメント感はいわゆるオルタナ系、オアシス系のロックバンドにはないですね。

　何と言ってもそういうバンドにボーカルの長屋さんが全く負けてない。演奏を味方につけている。ライブは土曜日もあったのに二日連チャンという感じが全くなかった。今のバンドの女性ボーカルでは群を抜いてますね。

　あれはテレビじゃ分かりません。僕もテレビでは何度か見てるんですけど、別物ですね。テレビで好感を持たれた方は必見のライブでしょう。もちろん、入り口はライブが先でも構わないですけどね。白熱のライブバンドでありました。

　昭和大学人見記念講堂は、何度か行ってますけど、コロナ禍では初めて。あんなに拍手の響きがいいライブ会場とは思いませんでした。最初は、手拍子の時に録音した音を重ねているのかなと思ったくらいいい響きをしてました。

　声なきロックコンサートが気づかせてくれたコンサートホールの個性、ということになりますね。というわけで、一日遅れのご報告。明日はFM　COCOLO「J-POP　LEGEND　FORUM」、二週録りです。曲ですね。緑黄色社会、「キャラクター」を。じゃ、お休みなさい。