昨日の夕方に着きました。もっと早く出るつもりだったんですが、なんだかんだで遅くなってしまいました。出がけになってこれは要らないかとかあれは忘れてないかとか、話がなかなかまとまらない。
外国に行くじゃないんだから、といいながらあれこれもと荷物が増えてゆく。スースケースは送ったのにね。若い時はこんなじゃなかった。チケットとパスポートだけあればそれで充分みたいなフットワークだったんですが、もう旅慣れない老人夫婦です。
若い頃と比較してもしょうがないですけど、海外でも着いたらすぐに街に出て飲み屋に行く。それがその街になじむこつなんだ、みたいな恰好着けたことを言ってましたけど、いつの話、誰のこと、という感じです。
泊っているのがホテルというよりアパートみたいなところなんで建物の中には何にもない。近くのおでん屋さんで済ませて早めに寝ました。と言いたいところなんですが、場所が変わると寝られない年なんですねえ。
エアコンの音が気になるとか、枕が固いとか、ベッドの傾斜が気になるとかね。最後にハワイに行ったのは2018年かな。あの時もこんな感じじゃなかったですからね。この4年間の衰えということなんでしょう。
今日は遠出しないでこの近辺を半日歩いただけ。でも、場所の選択は良かったみたいで、四条河原町や祇園あたりは歩いて行ける。こんなところにお店がある、こんなところに喫茶店。今まで知らなかった京都の一面を見た感じがしました。
ほんとに喫茶店、多いです。東京にはもうなくなってしまったレトロな名曲喫茶とか、本屋さんの二階が喫茶店になってるとか、祇園のお茶屋さんみたいな建物が甘味とコーヒーのお店になってたりとか。
なによりも「路地文化」が息づいている。僕らの年代だと新宿のゴールデン街とか、渋谷の恋文横丁とか表通りを一本入ったところに時間の迷路のような通りが入り組んでいる。怪しげと言えば怪しげ。ちょっといかがわしくもある。
でも、京都の繁華街ですからね。そんなに警戒することもないでしょうし。え、こんなところにこんなお店が、という楽しみ方が出来る。去年の11月には相手にしてくれなかったカミさんも「へえ」とか言いながら付き合ってくれました。
普通のホテルにしなかったのは、外国人相手の宿泊施設が今、お得な値段で泊まれることを知ったからですね。ミニキッチンもあったりベッドも外人使用で大きい。部屋も若干広い。何より場所がいい。居心地がいいんです。
まだ桜を見に来た感じはしませんけど、街中でも咲いてます。これで十分かもしれません(笑)。喫茶店の数もコーヒーの消費量も日本一。パンもそのようです。もちろん、お寺の数もでしょうけど。明日は、すこしそういう気分になります(笑)。
というわけで、路地と言えばこの曲、はっぴいえんど「風をあつめて」。路地の奥から不思議な風が吹いてきます。じゃ、お休みなさい。