FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の3月の特集。2月に出たみゆきさんのアルバム「ラストツアー・結果オーライ」。2020年の「最後のツアー」の二枚組ライブアルバムの全曲特集。ゲストは瀬尾一三さん。
4年連続で瀬尾さんがゲスト。2019年はライブリクエスト「歌旅・一会・縁会」と瀬尾さんの「時代を創った名曲たち・1」。2020年は「CONTORALTO」と「時代を創った名曲たち・2」。去年はベストアルバム「ここにいるよ」。
全て瀬尾さんが一人で話してくれました。で、今年もです。「ラストツアー・結果オーライ」について解説してくれます。以前、シンコーミュージックの雑誌「ALL AREA」でもインタビューをしたんですが、ラジオとは違いますからね。
活字のインタビューとラジオのインタビュー。曲を聴きながらなんで、アルバムに即したものになります。しかも全部の曲についてですからね。今回のツアーがどういうツアーだったのか、何を伝えようとしたのかが訊けると思います。
ライブアルバムがいいんです。今まで支えてくれた地方のオーディエンスに向けた「置き土産」のような選曲。これまでのキャリアを辿った曲から代表曲。最新アルバムの中の曲。そういう曲を選びながらも「終わりと始まり」という流れがある。
「終わりと始まり」「別れと出会い」、恋の物語や人の一生、そういう輪廻のような劇的な選曲。「ラストツアー」という感傷的な空気はありません。歌も演奏もそういう思い残すことのない感情がこもってます。
でも、普通、ツアーのライブ作品は大体、スケジュールの中盤から後半に行われるわけで、ツアーが中止になったのは3分の1の段階ですからね。よく、これだけのライブアルバムが出来たなという気もします。
なぜ、これだけのアルバムが作れたのか。そんな素朴な質問もできると思います。そして、この先のみゆきさんと瀬尾さんという話もね。収録は明後日なんで、それまでに進行台本を作らないといけないんでみゆきさん漬け。明日もですね。
昼間は仕事場か喫茶店ですけど、家にいる時はずっとニュース。CNNとBBCはJ-COMで入るんで両方を見比べたり。情報はまちまちですが、ロシア軍はウクライナ軍軍の抵抗で手こずっているというニュースもありました。
どこを見ても痛ましい光景が飛び込んできます。「国」と「領土」を巡って殺しあう。でも、もし自分が同じ立場に立たされたら銃を持つことになるんだろうな、と思ったり。その一方で国民に「火炎瓶を」と呼びかける大統領に違和感を感じたり。
軍人が戦うのはある意味当然でしょうし、ジャーナリストは報道のために残らないといけない。でも、指導者が普通の市民にそこまで求めるべきなんだろうかと。日本軍の竹やりみたいに思えてきたり。何が正しいのか分かりません。
いくつもありましたよね。チェコの「プラハの春」や「東大安田講堂」、中国の「天安門事件」、香港にミャンマー。今回は国と国の戦争ですからはるかに悲惨な結末が待っているようで怖い。ともかく死なないでほしい。曲ですね。浜田さんの「砂の祈り」を。じゃ、お休みなさい。