来週23日に発売になる26枚目のアルバム「天地創造」についてのTHE ALFEEのインタビュー。FM NACK5「J-POP TALKIN’」用ですね。自分で言うのも何ですが、いいインタビューだったと思います。
タイトルがすごいですからね。こういうタイトルを外連味もなくつけられる。それを曲として表現してしまう。そこに”狙った感じ”がない。やりたかったんだろうなあ、と納得させる仕上がりになっている。
いきなりタイトル曲から始まってますからね。詞に一番最後まで時間がかかったというのもそうだろうな、と思わせる内容になってます。そして、もう一曲あるんです。8分50秒という大作。「組曲・時の方舟」ですね。
組曲ですからね。彼らの曲にはこれまでありましたけどここまで真正面から取り組んだ組曲は初めてじゃないでしょうか。何しろPART1からPART8まである。どうやって作ったんだろうと思ったらPART1から順に作っていったというんです。
作曲家・高見沢俊彦の到達点という感じ。コロナ禍でツアーが4回飛んでしまったという無念を創作で晴らした。ともかく曲に向き合っていたという話もしてました。作曲の日とか小説の日とか決めて過ごしていたんだそうです。
ツアーというのは毎日顔を突き合わせる日々なわけでツアーがなくなるということは顔を合せる機会が減る。しかもレコーデイングもスタジオに集まれない。でも、今はコーラスにしても別々に録れる。だから出来たアルバムと言ってましたね。
ツアー4回中止ですからね。若いバンドとかは事務所も小さいですからね。経営難に陥ってしまう。これだけの蓄積のあるバンドだから乗り切れたと言っていいでしょう。その分、アルバムに注ぎ込まれている。
全12曲中、シングル曲は3曲だけ。アルバムらしいアルバム。今までの彼らとこれからの彼らが凝縮されている。再来年には70才になろうというバンドとは思えません。しかも来年が結成50周年。再来年はデビュー50周年。
これが60代最後のアルバムになりそうですか、という質問にはまだ曲はたくさんある、という答えが返ってきました。話をしていて思わず手を打ってしまったが「現役というのは新曲を出していること」という言葉ですね。
単に歌っているだけなら「歌うこと」なんでしょうけど、オリジナルを作ってきた人や人たちにとっては「新曲」。高見沢さんにそういう意識があることが頼もしいというインタビュー。桜井さんと坂崎さんのリアクションも絶妙でした。
坂崎さんが多少、遠慮がちに見えたのは同じNACK5だし、僕の番組は土曜日、金曜日には坂崎さんの番組があるからでしょうね。僕は自分の番組で話しますよ、ということだったんだと思います。
たぶん、アルバムについて3人がこれだけ話しているのは他にはないだろうな、と思えました。オンエアは2月26日と3月5日です。ぜひ、お楽しみにしてください。今日、ようやく美容院に行けました。2か月半ぶりかな。
三回目のワクチンを終えるまで怖くて行く気がしなかったですからね。ようやくさっぱりしました。来週、JUJUのインタビューもあるし髪伸び放題というのもね。せめて少しはカッコつけさせてほしい、ってどっかで聞いたね(笑)。というわけで、THE ALFEE「天地創造」を。じゃ、お休みなさい。