自分で言うのも気が引けますが、いいインタビューでした。これはいつものことですが、新作アルバムを聴いてからそれを踏まえてこれまでのアルバムを聴き直して、自分なりの解釈とか推測をして、それに沿って話の流れを考えるんですね。
もし、こういう答えが返ってきたら、このことを訊こう。僕の推測が違っていたらこういうテーマに行ってみよう。最終的にこういう話に行けたらいいな、と思いながら臨むわけです。でも、その通りに行かないことがほとんどなんですね。
行かない原因は、一重に僕の力量。話を聞ききれなかったり受け止め切れていなかったりして尻切れトンボに終わったり空回りになったりするんですが、そういうちぐはぐさがなかったじゃないでしょうか。
彼の話が丁寧だったことが大きいですね、というか、全てですね。ひとつひとつの話を反芻するように紡いでゆく。先を急いだり端折ったりしない。そのテンポに助けられました。考えながらインタビュー出来ました。
何せ、初対面ですからね。どんな話になるのかピリピリした張りつめたところがなかった。そういう雰囲気の人だったのは意外でもありました。言葉の端々や口調にも表れていると思いますよ。ラジオで聴くとより伝わるんじゃないでしょうか。
アルバムのことだけじゃなくて、子供の頃のことや音楽を始めたころの話。一番大きな影響を受けたというお母さまの話とか。そういうエピソードがアルバムの曲にどう反映されているのか。色々発見があると思います。
ダンスグループとボカロ系アーテイスト全盛の中でシンガーソングライターらしい存在。前作のオリジナルフルアルバムからの5年余りに思ったこと。これからが楽しみな一人であることは間違いありません。
取材二本。思ったより疲れました。感染者数4000人という急速な状況の変化も気分的なネガテイブ要因になってるんでしょう。明日、カミさんの親友のご家庭にお邪魔する予定も自粛。お互い高齢だししょうがないです。
テレビ、「音のいいものにしたい」と言ったら、CMで「音が上から降ってくる」というキャッチコピーのものを勧められてそれにしたんですね。思ったほどじゃなかったけど、思ったとおりだった、という感じですね。
以前のメーカーと同じということもありました。映像の色感が自然な気がしてました。パナソニックですけど(笑)。書き込まれていた方が勧められていた東芝は赤系統の色が今一つだった。かなり前の話です。お店の人の勧めに弱いんです(笑)。
でも、中音が聞こえて音の幅が感じられるのは買い換えて良かったと思えました。天井からは降ってきません(笑)。というわけで、曲ですね。石崎ひゅーいさんが書いた菅田将暉さんの新曲「ラストシーン」を。
”2021年、しるしをつけよう 君と僕がおんなじ世界で息をしていた その証として”という歌詞がありました。”夜明け間近に星は輝いた”。夜明けはまだなんでしょうか。じゃ、お休みなさい。