何を今頃、でしょう。年末のぎりぎりに駆け込みでテレビの買い替えを決行しました、というほどのことじゃないですけど。もう15年くらい使ってるんですよ。48型のプラズマテレビ。どっかが故障したとか映らくなったのもないんです。
ただ、音が貧弱。画面を大きくするんでスピーカー部分が狭いんでしょう。妙にキンキンして中低音が出ない。普通のアナウンサーの声は支障がないんですが、年末にファイナルラウンドだけ見た「M1」の早いテンポに取り残された感じがしたんです。
テレビの音が聞き取りにくくなるのは老化の第一歩。「おじいちゃん、テレビの音、大きすぎない」と家族から叱責されているというCMはしょっちゅう見ます。あれと同じになりつつあるわけです。
テレビで音楽番組をあまり見なくなったのも、それが大きいでしょうね。歌ばっかりが上ずってる感じで演奏の温度感みたいなものが全く感じられない。そんなこんなで何とかしなくちゃなあ、と思って年内の駆け込みになりました。
明日、それが来るんですよ。朝、9時前。先方にすれば優先的に一番にしました、ということでしょうけど、え、そんな早いの、という感じ。罰が当たりますね。でも、新しいテレビ、ということにドキドキするのはそういう世代だからでしょうね。
そんなに豊かな家じゃなかったですから、自分の家にテレビが来る前は他の家に見に行ってましたからね。茶の間にドーンと置いてあるテレビの前に子供が何人も正座してみてる。カラーテレビもそうやって見ましたね。
まだカラーテレビが来る前は、画面の前にカラーのフィルターを張って見てましたからね。大インチキ(笑)。中学生くらいまでは、テレビの時間に合わせて帰ってきてました。新しい情報はテレビから、という世代の幼児体験が残ってます。
何でそのテレビにしたかというと、音がいいという触れ込みだった。そして、You Tubeやアマゾンの番組も見ることが出来るというんです。え、そんなこと出来るの、という驚き。きっと常識なんでしょうけど。
そうか、You Tubeがテレビの画面で見ることが出来るのか。テレビが音楽のツールになるのかもしれない、と思ったからですね。これも常識なんでしょうけど(笑)。しょうがないっす。そういう意味では世間ずれしてます。
テレビが放送メデイアだけじゃなく通信メデイアになる。やっぱり楽しみですよ。カミサンとチャンネル争いしたり、しないか(笑)。というわけで、明日、何かが始まる、と言うほどでもないか(笑)。
曲ですね。斉藤和義さんのデビュー曲「僕の見たビートルズはTVの中」。僕もそうでした。和義さんは、ビートルズ来日のその週に生まれてますからそこは違いますけど。じゃ、お休みなさい。