FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の12月の特集は「忌野清志郎50周年」。今年はそういう企画が続きました。3月の「岡林信康」、7月の「松本隆」、9月の「泉谷しげる」。どれも「50周年」という共通項がありました。
厳密に言うと「51年」だったりもするわけですが、「2020年」「2021年」は、一緒も同然ですからね。この空白の二年はまとめて一年という感じもありますし。清志郎さんも70年デビューですから去年が「50周年」。でも周年イヤー中です。
今年はそういう企画が色々出ました。6月には80年のアルバム「RHAPSODY deluxe EDITON」、8月にはインデイーズ時代の音源のサブスク解禁、先日、2003年のアルバム「KING」の「deluxe EDITON」も出ました。
それぞれの時期をまたいでの4週間。一週目が「RHAPSODY」、二週目が「COVERS」と「TIMERS」、三週目が「インデイーズ時代」、4週目が「KING」という流れ。それでやってみようかなと思った時にゲストはすぐに浮かびました。
すべての時期を知っている人。三宅伸治さん。そもそもは、RC時代には清志郎さんの運転手兼のスタッフで始まった人。THE TIMERSのメンバー。「KING」は共同プロデユーサー。詞曲も一緒に作ってます。
今は、自分のバンドThe Red Rocksをはじめ色んなイベントやバンドのプロデユーサー、売れっ子です。更に、清志郎さんと近い人はあまり語りたがらないようにも見えていて、無理かもしれないなと思いつつお願いしてみました。
ありがたいことに快諾を頂けて、明後日が最初の収録。色々聞き直したりしておりました。曲も選んで頂いたんですが、普段はかかならいような曲も多い。どんな流れにするか台本にしているところです。
インデイーズ時代の音源がサブスクで解禁になったというのが大きなポイントですね。あまりメデイアでは流れないような曲がかけられます。「J-POP LEGEND FORUM」に「かけられない曲」はありませんから。
明日は「風街とデラシネ・作詞家松本隆の50年」の打ち上げ食事会。こういう集まりは二年ぶりくらいかな。そうやってお酒を飲むのもそのくらい久々。すぐに酔っぱらってしまいそう(笑)。
というわけで、曲ですね。清志郎さんと三宅伸治さんが共作した名曲「JUMP」を。ミュージックビデオは清志郎さんが選挙に立候補するというものでした。2008年の武道館での「完全復活祭」の一曲目でもあります。じゃ、おやすみなさい。