終わりました。すごかったですね。日本シリーズ第6戦。見てしまいました。ここまでもすごい試合してるなあとは思ってたんですが、ほぼ丸ごと見てしまいました。こんなに真剣に野球を見たのはいつ以来だか思い出せません。
午前中に大宮のNACK5で「J-POP TALKIN’」のRADWIMPSの回の完パケを済ませて渋谷のスタジオでTokyo FMの武部聡志さんの番組「ザ・セッション」に呼ばれて松本隆さん談義をして、家に帰って仕事かなと思ったんですが、それどことろじゃなくなりました。
ギリギリの勝負。戦力の拮抗と監督の采配、そして試合の綾。色んな要素がせめぎ合って主導権が移ってゆく。一球ごとに攻守が入れ替わる。一つのエラーや失投、一つ何かのタイミングがずれただけで流れが変わる。そんな瞬間の連続でした。
まさか延長12回に行くことはないだろうなと思ってたら延長戦。引き分けになったら後2試合あるじゃんと思ったらここで点が入るのか、という幕切れ。シナリオがあるのかと思わせるくらいの劇的なフィナーレ。
パリ―グファンとしてはオリックスに勝ってほしいという気持ちはありましたけど、途中から高校野球を見てるみたいなどっちも頑張れ的な感じ。力勝負のメジャーリーグの引き付けられ方とは違う緊迫感。これが日本の野球なんでしょうね。
と言いつつも、やっぱり勝った方と負けた方にはそれぞれ根拠があるようにも思いますし。最後は監督の腹の座り方の差だったかなあ、みたいな感じもしますよね。高津監督の方が最後まで見据えていた。
中嶋監督の方は手を使い果たしたようにも見えましたし。ジョーンズを最後まで残しておけばなとかね。能見投手を使ったのは見事だと思いましたけど、その後が予想外の結果だったんでしょう。それも投手出身と捕手出身の違いかなとかね。
今、何時だ。え、11時を回ってる。こんな時間なんだ。仕事しないで大丈夫か、と今頃我に返ってる(笑)。こんなに真剣に長時間野球を見ることも珍しいということはこんなにテレビを見ていることもめったにないわけで。ぐったりしてますね。
でも、これで今年も終わりだ、という感じになりますね。来週は12月ですよ。やり残したこと、ありそうですし。と言って一か月、あっという間に終わってしまいそうですし。というわけで、みなさんお疲れさまでした、かな。
ほっともっと神戸はドームじゃないですからね。寒かったでしょう。この辺も今、外気は4度みたいです。布団を増やします。曲ですね。野球の歌ではないですが、ユーミンの「NO SIDE」を。客席で試合を見ている人の歌。
今日、球場で最後まで見ていた人に捧げます。きっとこんな気分だったんじゃないでしょうか。ユーミンのツアー、順調ですよ、と武部さんが言ってました。じゃ、おやすみなさい。