FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の11月の特集ですね。岡村靖幸さん。「LEGEND」には早くないですか、という声も聞こえてきそうですが、「再評価シリーズ」というのを始めようと思ってるんですよ。
誰もが認める「LEGEND」の域には達してないけど唯一無二の才能の持ち主。付け加えれば、その才能が正当に評価されてないのではないだろうか、と思えるアーテイスト。遅ればせながらそのためにお役に立てればという不定期のシリーズです。
ただ、岡村さんは、リアルタイムではほとんど関わったことがなかったんです。80年代の終わりから90年代の初め。音楽雑誌はほとんどが担当制で、このアーテイストはこの人、みたいに決まってましたからね。
岡村さんは回ってきたことがなかった。型破りの才能の持ち主とは思ってましたけど、女性のライターが多かったですし、個人的にも「岡村ちゃん」みたいな呼び方にはどっかついて行けなかった。結局、一回しかインタビューしたことがありません。
そういう意味では2000年代に入って復活というのかな、活動を再開してからですね。今も事務所の社長さん、近藤雅信さんは、アルファー、東芝、ワーナーとレコード会社を渡り歩いてヒット曲を連発した「LEGEND A&R」なんです。
去年、岡村さんの「操」というアルバムが出た時に、「近藤雅信」という特集を組んだんですが、改めて彼の才能の桁外れぶりに衝撃を受けたわけです。あの時は「操」メインでしたけど、いつかエピック時代に焦点を当てたいと思ってました。
11月16日に、4枚目のアルバム「家庭教師」のアナログ盤が出るんですね。初のアナログ盤。11月はちょうど5週ありますし、エピック時代の5枚のオリジナルアルバムを辿ってみようということになりました。
本人は出ません。アルバム「家庭教師」の時は、岡村さんが取材に積極的じゃなくて、当時のプロモーターが代わって応対していた、という話を聞いたんで、じゃ、それをやりましょう、ということになりました。
当時のこととか改めて思うこととか、本人では語れないこともたくさん聞けると思います。再評価につながればという一か月です。明日が一週目の収録。その前に評論家・冨澤一誠さんのNACK5の番組「エイジフリーミュージック」に呼ばれてます。
10月27日に出る「風街とデラシネ・作詞家松本隆の50年」について色々訊かれると思います。というわけで、岡村靖幸さん、「どぉなっちゃってんだよ」を。いきなりの冬。お天気もどうなっちゃってんだ。じゃ、お休みなさい。