正式なイベント名はこれですね。昨日のタイトルは不正確。雑誌などでああいう言葉を使ってはいけません。♯1、ですからこれからずっと続いていくんでしょうね。どんな風に定着するんだろうと思うとぞくぞくする。そんな夜でありました。
やっぱり主催はB’z。GLAYは胸を借りるという清々しい謙虚さがありつつも遊び心に満ちたオープング映像があったり、彼等らしい多彩なバリエーションの時代性や意外性も交えた絶妙なセットリストだったり。バンドの人柄がにじみ出ているライブでした。
B’zも風格や貫禄を感じさせながらも音が若い。ベースの人の動きがどう見てもYTだよなあ、と思ったらやっぱりそうでした。氷室さんツアーではギターですけど、ここではべ―ス。動きも音も同じように派手でヤンチャでした。
ドラムが青山英樹さん。なくなった青山純さんの息子さん。アメリカンハードロックのB’zというよりパンキッシュなヘビメタという感じもありました。何よりもステージのスケール感はさすがでした。
お互いをリスペクトしつつがっぷり四つ。歴史的かつこれぞエンターテイントというライブ。楽しい時間でした。客席もそういう感じでした。どちらのファンか、という次元を超えていた。そういうバンドだからでしょうね。
どっちのファンであろうと誰が見ても楽しめる。客席が半分でも声を出せなくてもハンデイにならない。歌と演奏がこんなに届くのは、それぞれのコンサートでもありえないでしょう。でも客席の「心の歌声」は聞こえました。
と言いつつもGLAYの方が親近感がありました、これは仕方ない(笑)。GLAYの行った歴史的対バン、2000年のLUNASEAとの東京ドーム、2006年の氷室さんとの味の素スタジアムとありましたけど、また違う意味で忘れられない夜になるでしょう。
というわけで、曲ですね。久々の「pure soul」を。明日はSaucy Dogの渋谷公会堂。午前中からFM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の収録です。じゃ、お休みなさい。