今日、「CMソングの日」。ご存じの方は多くないかもしれませんね。1951年9月に民間放送が開局して、初めて「CMソング」が流れた日が今日、9月7日。実は僕も忘れてたんですが、bayfmの夕方の生放送「The BAY☆LINE」から連絡がありました。
「CMソングの日」に合わせてCMソングの話をしてくれませんか、ということでした。2007年に「みんなCMソングを歌っていた~大森昭男ともうひとつのJ-POP」という本も出してますし、今年は伊藤アキラさんや小林亜星さんもなくなりました。
そういう意味では一つの時代が終わった年。もちろん構いませんということで、出して頂きました。リモートだったんですが、間を置いて15分パートが3回。こういう生ワイドのゲストとしてはありがたい長さ、楽しかったです。
bayfmの昼間の生放送は久々でしたからね。2008年から日曜日の午前中にやっていた「MIND OF MUSIC・今だから音楽」が、2016年に終わってから以来。深夜放送は何度かありましたけど、リスナーが全然違いますからね。
あの番組を覚えていてくれる方もいらっしゃるかなあ、と思っていたら「おかえり」という反応もあったようでうれしかったです。出来れば海浜幕張のスタジオに行ってみたかったんですが、リモート、マイクを買いました。
今まではマイクのついてヘッドセットでやってたんですが、長い時間になると邪魔になってくる。出来れば据え付けのマイクにしようと思って量販店で手ごろなものを買いました。普通にしゃべれて疲れなかったですね。
レギュラーのパーソナリテイは片岡信和さんと、岡田ロビン翔子さんという男女二人。85年生まれと93年生まれ。もちろん初対面。お名前も存じ上げなかった。始まるまでオンエアを聴いていて、あまりのギャップ。でも、大丈夫でした。
今の若い人は如才ない。相手に話を合わせるのがうまい。ちゃんと話を聞いて的確な反応と突っ込みを返してくれる。CMソングについて、話が弾みました。つまり、それだけ時代を超えて知られているCMソングが多いということなんでしょう。
曲名は知らなくてもちょっと流れると「あ、これ知ってる」という反応。まあ、孫とじいさんの会話、みたいな感じはありましたけど(笑)。そういうのも楽しいな、と思えた時間でした。ありがとうございました。
仕事場のWIーFIが不安定なのと、10月に出る本のゲラをまとめて読まないといけないんで20年ぶりくらいに武蔵野のビジネスホテル。明日はここから「NACK5・J-POP TALKIN’」のインタビュー収録。
佐藤千亜妃さん。元きのこ帝国。でも、そういうことはもう関係ないなという力作アルバム「声」が来週、15日に発売されます。そんな話は明日。というわけで、CMソング。大滝詠一さんの「サイダー・73」を。
作詞、伊藤アキラさん、作曲、大滝詠一さん。プロデユースは大森昭男さん。大滝さん初のCMソング。大森さんが大滝さんに依頼の電話をした時、大滝さんが言ったのは「作詞はどなたですか」。
大森さんが「伊藤アキラさん、鶏郎先生の門下です」と言ったら、大滝さんはそれ以上聞かなかった。「分かりました」。三木鶏郎という「印籠」が利いたんですね。じゃ、お休みなさい。