FM NACK5「J-POP TALKIN’」のインタビュー。明後日8月25日に5枚目のミニアルバム「レイージーサンデー」が発売になります。話を聞いたのはヴォーカル・ギターの石原慎也さん。詞曲を書いてます。
彼は今年27歳。バンドを組んだのは2013年。でも、その時のメンバーはいなくなって今の3人組になったのが2016年。デビューアルバム「カントリーロード」が出たのは2017年。今年の2月に武道館公演を行いました。
お会いするのは初めて。でも、ライブは見てるんです。2019年4月30日、と言われて何の日かお分かりになりますか。そう、平成最後の日。この日、日比谷の野音で行われたのが彼らのライブ。雨でした。
その日のことはここに書いたんで、2019年4月30日で見て頂けるとお分かりになると思います。平成最後の日をどこで過ごそうかと思って選んだのが日比谷でした。僕の中で平成と言えば「たくさんライブを見たなあ」ということでしたからね。
その平成最後の日。ライブ会場にいるのが一番。野音だよなあ、と思って調べたら彼等だった。レコード会社はAースケッチ、flumpoolの取材はしていたんで窓口は分かる。見せてもらえますかと聞いたらどうぞ、ということで足を運びました。
予備知識も何もなく見に行って、ロックバンドっぽくない素直さに惹かれたんですね。失恋ソングの情感や言葉の細やかさ。そういうバンドはback numberくらいしか思い当たらないなという感じだったんです。
それからやや時間が経って平成が令和になって3年目。あの時は2枚しかなかったアルバムも今回が5枚目。武道館コンサートもやったしインタビューするなら今しかないなということでお願いしました。
色んな意味で面白かったですよ。え、そういう時期があったんだとか、そんなこと考えてるんだとか、思いがけない一面が見えたり。エピソード的にかなり珍しい経験もしている。いい出会いになったと思いました。
男性が詞曲を書いていてあんなに飾らない率直なバンドは珍しいというくらいに臆病だったり気弱だったり純情な男の子の歌。右も左も分からずに東京に出てきて迷ったり悩んだり挫折したりしながらもめげずに持ちこたえている。
ラブソングもそうなんです。強くなりきれない。つい虚勢を張ったりして言わなくてもいいことを言ってしまって後悔したり。女の子の思い付きのような一言を真に受けてくよくよしてみたり。女子に振り回される男の子のリアリティ。
そういう少女漫画的、少年漫画的な面がありつつ、アマチャア時代にはワゴン車に炊飯器を持ち込んで自炊しながらメンバー3人で全国ツアーを行っていた時期もある。月に使えるお金が20000円で、ワゴン車も一人2000年の月賦で買ったとか。
メンバーの一人、ドラマーは女の子ですからね。これも今時珍しい涙ぐましい青春バンドストーリーの持ち主。今までのアルバムの中の曲の話も交えながら根掘り葉掘り。いっぱい掘りましたよ、収穫あり(笑)。
新作は5枚目のミニアルバム。何で全部ミニアルバムなのか聞いたら、「聴き直す時に大仰にならずに済むと思うから」と言ってました。その通り。今までの4枚のアルバムを聴き直すのも昨日一日で済みました(笑)。
平成最後の日、雨の野音が伝説になるかどうかは、これからの彼らの活躍にかかってます。でも、いい出会いになったんじゃないでしょうか。オンエアは9月11日と18日。男らしい竹原ピストルさんの次、というのも我ながら気に入ってます(笑)。
というわけで、曲ですね。アルバム「レイジ―サンデー」から「東京」を。上京してきた時、車中泊だったそうです。じゃ、お休みなさい。