二本立ては普通ですけど、三本立てはそんなに多くないですね。出来れば出かけたくないんで、その日にまとめて済ませようとするとそうなります。明日は、NACK5「J-POP TALKIN’」の完パケで大宮というのが一本目。
二本目は某機内放送の収録で六本木のスタジオ。三本目はそのあたりの喫茶店で「週刊現代」の「熱討スタジアム」という鼎談の取材。コロナで3人が集まって話をするのは避けたいということで個別取材でまとめるんだそうです。
「熱討スタジアム」は、この前「セイ!ヤングを語ろう」ということで声がかかってましたけど、明日は、ピンキーとキラーズの「恋の季節」だそうです。作詞が岩谷時子さん。僕は彼女にも何度も会ってるし本も書いているということで声がかかりました。
もう岩谷時子さんを語れる人も少なくなってるでしょうからね。僕の役割なんだろうなと思いました。NACK5は竹原ピストルさん。機内放送は髭男、週刊現代は岩谷時子さん。時代がばらばらなのが楽しい(笑)。
でも、三本立てというのは映画でもそんなに多くなかったかもしれませんね。だいたい二本立て。「若大将」と「モスラ」とかね。違ったかな。プロブラムピクチャーと呼ばれてる時代はだいたい二本立てでした。
三本立ては深夜映画か。「網走番外地」とか「緋牡丹博徒」や「仁義なき戦い」とか。シリーズ三本立て一挙上映。オールナイトですね。「日活ロマンポルノ」三本立てとかもあったかな。新宿の深夜映画。「シネマ新宿」「池袋文芸地下」とかね。
タバコ臭くってもうもうとした煙でスクリーンが見えない。酒臭いオヤジが前の座席に足を上げて鼾をかいてたりする。不健康の極致。よくあんな中で一晩中いましたよね。あの時代には二度と戻りたくない(笑)。
深夜映画館でライブを見たこともありますね。RCサクセションを見たのは渋谷東映か新宿東映、どっちだったか思い出せません。オールナイトライブ。泉谷さんもやってましたね。浅川マキさんもか。
話が古くなってる。時代がばらばらだからいい、とか言っておきながら結局その頃の話になる。これはもう仕方ない。さっき「Mステ」でRADWIMPSと菅田将暉さんのライブをフジロックから中継してましたけど、もうあそこには行けません。
何の話だっけ(笑)。三本立てだ。何とか無事に終えるようにしたいです。今日も感染者数5405人。三日続けて5000人超え。東京の感染者で入院出来ているのは10人に1人に満たないという数字に背筋が寒くなりました。
入院出来ないでなくなっていく人がいる。そんなことがあっていいはずがないわけですが、それがまかり通っている。どこまでこの泥沼が続くんでしょうか。みんな沈んでしまう日が来ないことを祈りつつ。
曲ですね。三本立ての歌、なんてないね(笑)。この人は深夜映画に思入れがあるでしょうね。実家が映画館だった桑田佳祐さん。「稲村ジェーン」は深夜上映に似合ってますね。今年初めて映像商品が発売されました。映画のために作られた曲を。サザンで「希望の轍」。今、希望はどこにある。じゃ、おやすみなさい。