FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」8月の特集。元フィリップスレコード、プロデューサー、本城和治(まさはる)さん。60年代から80年代にかけてのJ-POPシーンを作った制作者。彼がいなかったら、その後のシーンはどうなっていただろうと思わせる人。8月5週のゲストです。
明日の収録は3週目、4週目。1週目が「スパイダース」、2週目が「GS」というテーマでしたけど、明日は「カレッジフォーク」と「名曲」というくくりでそれぞれ10曲です。「カレッジフォーク」は、文字通り「フォーク」ですね。
60年代後半のフォークソングに「関東」と「関西」という2つの流れがあったことをご存じの方は多いでしょう。「関西」というのは、フォークル、高石ともやさん、岡林信康さんという流れですね。メッセージ性の強い社会派。「関西フォーク」ですね。
「関東」というのは、ザ・ブロードサイドフォア、マイク真木さん、森山良子さんといった人たち。ブラザーズフォアとか、PPM、ジーンバエズ、アメリカのモダンフォークに呼応した流れ。そういう人たちを送り出したのが本城さんでした。
「関西」のようなメッセージ先行にならない音楽志向。長谷川きよしさんも彼ですね。「フォーク」という土台に「メジャー」という要素を加えようとした。そういう話が3週目。4週目は、彼が発掘した才能、という感じですね。
例えば、高校生だった荒井由実さんを、タイガースを脱退した加橋かつみさんのシングルに曲を採用した。つまり、ユーミンのプロの活動のきっかけとなったわけです。作曲家、筒美京平さんの出世作、尾崎紀世彦さんんの「また逢う日まで」とか。
若手ドラマーだった、つのだひろさんの「メリージェーン」とか。石川セリさんに頭脳警察のPANTAさんの曲を採用したり。「ムーンライトサーファー」という名曲ですね。大橋純子さんの一連のヒット曲もある。「シンプルラブ」は、詞が松本さんですし。
新しい才能に敏感だった人。そういう「曲と才能」みたいな話が4週目。それぞれ10曲ずつ。こういう音楽番組ではあまり取り上げられない、話題になることのない曲が多いです。僕も改めて知ることが多かったです。
そういう曲にまつわる話や作家のエピソードを調べているのが楽しい。「LEGEND FORUM」は、そのための番組みたいな感じですね。かなりマニアックということになるのかもしれませんが、趣味ね(笑)。へえ、と思いつつ聞いて頂ければ。
しかし、暑かったです。僕のあたりでも37度を超えてました。体温計もびっくり。病気です。太陽に照らされているだけで熱中症になりそう。明日も36度と言ってました。保冷水筒の二本持ち。一本は氷、一本は喉ドリンクです。
というわけで、曲ですね。明日は「秘話」だらけ。この曲のことも聞いてみます。つのだひろさん、「メリージェーン」を。日本人が歌ってると思わなかった人も多いんじゃないでしょうか。じゃ、お休みなさい。