これは紛らわしいかな。もちろん、そんな名称のコンサートではありません(笑)。彼がワクチンキャンペーンに起用されたとか、彼が打ったとか、そういうことは関係ないです。自分のことですね。今日で丸10日、そろそろ抗体も出来る頃でしょう。
いい区切りだし、何かおめでたい気分を盛り上げようということで便乗させてもらいました。八王子は近いですからね。中野サンプラザと同じくらいかな。駅数で言えば八王子の方が少ないか。駅からの距離もサンプラよりも短いです。
いいコンサートでしたねえ。盛り上がってました。これぞロックコンサートという感じ。今、こんなに真っ当に真正面からギターロックと取り組んでいる人がいるだろうか、という白熱のライブ。ギターサウンドを堪能しました。
バンドが良かったですねえ。和義さんと真壁陽平さんのツインギターが猛烈にスリリング。アドリブでセッションしているように見えながらガッチリとかみ合っている。ベースの山口寛雄さんとの○○〇トークも絶妙な呼吸でした。
新しく加わったというドラムの平間修一さんのタイトで少し跳ねたようなドラムの力強さ。これも新しくと言ってたキーボードの松本ジュンさんが踊るように乗ってくる。特別なギミックもないんだけれど、痛快なくらいに生き生きしている。
客席はソーシャルデイスタンス。主催者にすればお客さんが半分以下ということは収益の根幹に関わる大問題なわけですが、隣の人と身体がぶつかったりしない分余裕が持てる。倒した椅子に腰かけて上半身を揺らしながら見ことができる。
声は出せなくても立ち上がることは出来るわけで、客席が総立ちになって手を振ったり叩いたりしながら踊るように聞いている。いい光景だなあ、と。この間、サンプラザの配信ライブを見てましたけど、やっぱりこれじゃなきゃ、という感じでした。
どっかのステージで、配信はもうやりたくない、と話していたようですけど、そうだろうな、と思いましたよ。こういう状況だから仕方なく、ということはあるでしょうけど、配信は配信。ライブの現場の臨場感を超えることは出来ないでしょう。
でも、やれたりやれなかったりという形でツアーが進んでい行くわけですから、スタッフともども大変でしょうね。もちろん、お客さんもそうですけど。その分、”やれること”の意味みたいなものも再確認するツアーなんだと思います。
J-COM八王子ホール。前に来たときはオリンパスホール、と言ってた気もするんですが、いいホールですね。というわけで、ワクチン接種記念でありました(笑)。そうだ、マーチンはこの間のサンプラで「音楽は心のワクチン」と言ってましたね。
ともあれ、ツアーの無事を祈ります。曲ですね。和義さんの「上を向いて歩こう」を。RCの「RHAPSODY」40周年盤がもうすぐ出ます。じゃ、お休みなさい。