自分でもいつ書いたのか覚えてないんですが、この前、「うれしいことが二つあった」と書きましたけど、そのもう一つが正式に決まりました。あれ、もう一つは何だっけ。二つ、と書いておきながら、もう一つが思い出せない。
しばらく時間を置いたりして、読み直せば思い出すんでしょうけど、こうやって書きながらだと全く出てこない。でも、「もう一つは改めて書きますね」と書いたことは覚えてる。そのことについて、です、って前置きが長すぎ(笑)。
スタジオジブリの月刊誌「熱風」で連載していた「風街とデラシネ~作詞家・松本隆の50年」の書籍化。この前書いた時はほぼ決定ということだったんですが、正式な決済が下りたということでした。
大きな会社は担当者レベルでは決まっても最終的な会議で覆ったりすることもあるんですが、それがなくなった、ということですね。発売日も10月で決まりです。ただ、雑誌の連載記事ですからね。多少、手直しも必要になります。
26回連載、二年以上。間にオフクロの葬儀やみゆきさんのツアーと重なって二回だけ休載したと思いますが、どうにかこうにかたどり着いたという感じです。途中で何度もとんでもないことを始めてしまったな、と思いつつでした。
「作詞家・松本隆」は、僕が想像していたよりもはるかに大きく存在でした。知らなかったことが次々、という感じで、毎回打ちのめされるような気分で書いてました。一冊になった時にどう読めるか、自分でも楽しみです。
実をいうと、どんなことを書いたか、結構忘れてる(笑)。その分、新鮮に読めるかもしれませんが。どのくらいの厚さかな。450頁くらいにはなるでしょうね。書籍らしい本になると思います。担当も文芸のセクションです。
2021年。ロクなことのない年だったけれど、これが形になったことが救いだったね、ということになるといいな、と思います。まだ時間があるんで、折に触れ書くと思うんで忘れないでくださいね(笑)。
その前、7月に「松本隆トリビュートアルバム」が発売になりますね。初回盤には100頁を超える膨大なブックレットがついてるんですが、その中の松本さんのインタビューは僕がやらせていただいてます。
曲ですね。「トリビュートアルバム」の中から、川崎鷹也さんが歌った「君は天然色」を。じゃ、お休みなさい。