FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の6月特集「甲斐バンド」。明日、一週目の収録。今日も一日甲斐バンド漬け。もともとは二週分の収録の予定だったんですが、自分の台本、というか、構成が出来なくて一週だけになりました。
と言ってもゲストもいないんで、誰にも迷惑はかけませんがって、そんなことないか。もう一週分のスタジオは押さえなおしだし、ディレクターのスケジュールももらわないといけない。ま、はた迷惑は変わりありません。
一週分と言っても四週分の流れや選曲が出来ないとどうにもならないわけで、結局4週分を考えないといけない。全部のアルバムを聞きなおして、どの曲をどこに入れようか、パズルみたいな作業が終わってから原稿です。
一体、誰にも向かってそんなに詳しく書いてるんだ(笑)。それが好きでやってるんじゃないのか、と言われれば、はいそうです、と言うしかありませんが。でも、時間が迫ってくるとただただ焦るわけです。
この曲よりこっちの方がいいのではないか、とか。これにしたら、こっちはこうじゃないでしょうとか。そのうちに前にやっていたことを忘れてしまう。組み替えてみようと思っても、前の状態をすぐに忘れるからもとに戻れない。堂々巡りね。
で、何を書こうとしたんだっけ。この間、はっぴいえんどからBOOWYに至る過程での最重要バンド、と書きました。甲斐バンドの解散武道館のすぐ後にBOO/WYを見ているということもありますね。
BOO/WYの「JUST A HERO」の時の初武道館。「ライブハウス武道館へようこそ」の時ですね。こんなにビートが変わるのかと思った。甲斐バンドは70年代的な重さ、みたいなものが特徴でしたけど、BOO/WYには全くなかった。
そういう意味でははっぴいえんどの松本さんのドラムは70年代ロックな感じはしましたからね。でも、BOO/WYはそうじゃなかった。縦ノリ感ですよね。もっとドライだった。でも、ライブ活動が基本で流れに媚びないという姿勢は共通していた。
表面的な話をすれば、甲斐バンドの事務所もビートニクでしたしね。ソロになってからの氷室さんの事務所もそう。精神的な核は似ていたと思います。だから、惹かれるんでしょうし。時代が変わったという証しのような気がしてます。
「GIGS」という言葉もそうですね。甲斐バンドの83年の野外ライブは「BIG GIG」でしたし。コンサートと言わずに「GIG」という。あの言葉は甲斐バンドで知ったみたいなところがあります。
違うのは片や再結成、片や完全封印、ということかな。それは同じ土俵では語れませんけどね。でも、どんな4週間になるんだろうと思ってます。自分の中の何かに決着がつく気もしてます。
というわけで、曲ですね。甲斐バンド、82年のアルバム「虜ーTORIKO」の中の曲「ナイト・ウェイブ」を。きれいな曲です。じゃ、お休みなさい。