観光客に無料のワクチン。

　だそうですよ。今、ニューヨークの様子をやってました。1年2か月ぶりにレストランの人数制限がなくなった、というニュースの中で、そう言ってました。観光客に無料でワクチンを打つんだそうです。

　余裕がでてきたんでしょうね。映像の中のレストランのお客さんはマスクもせずにビールを飲んでました。市民にはひととおり打ち終わったから、今度は観光客。そうやって以前のような街にしようということでした。

　アメリカのワクチン接種、早かったですね。大統領が変わってあっという間。国の底力というのはこういうものだ、という感じでした。日本も早くそうなってほしいものですが。やっと本気になってきたようには見えますが。

　それでも市民に行きわたったから観光客という順番ですからね。常識的に考えればそれが普通でしょうけど。日本はねえ。先進国でワクチン接種率が一番率が低いという体たらくでありながら五輪関係者を優先という議論が起きたりする。

　GO　TO　トラベルにしてもPCR検査とワクチンをセットにしていれば、こんなに反対の声も起きなかったでしょうし、感染が広がる事態にもならなかったんだと思うんですね。優先順位を間違えてるとしか思えません。

　副反応、収まりましたよ。腕の痛みもほとんどありませんし、喉も大丈夫。病院に電話した時は、それはワクチンとは関係ないでしょう、と言ってましたけど、そうとも思えません。関節痛みたいな影響だったじゃないかと思います。

　でも、予想の範囲。今日、カミサンが打ってきましたけど、やっぱり手先がしびれるのと肩から腕が痛くなるという症状が出てます。熱はないですね。ほとんどの人がそういう感じでしょうから、やっぱり打った方がいいんじゃないでしょうか。

　まあ、基礎疾患がある方は、色々心配もされるんでしょうが、感染した時の重症化リスクと比べれば、ワクチンの副反応の方が無難のように思えたりするのですが。お医者さんと話をして決められるのがいいと思います。

　糖尿があったせいで、去年の年末に重症化してしまった同年代の知人は、一旦は退院してリハビリしてましたけど再入院したようです。それはコロナではなく、後遺症のような免疫力低下で余病の再発だそうです。というような話が参考になれば。

　こんな話は早く終わりにしたい。残り時間でもう一度ニューヨークに行きたい。ニュースを見ていてそう思いました。身体が動くうちに行ってみたい場所の一つ。ハワイとは違う意味で憧れの街でした。

　昨日、書いたGLAYのアルバム「ONE　LOVE」のレコーデイングがニューヨークだったんですね。長期滞在のアパートで合宿してるところを取材に行きました。あれが最後のニューヨーク。2001年の春でした。９･11の前ですね。

　

　20年前か。レコーデイングの取材で初めて行ったのは甲斐バンドの「虜」の時ですね。作家の亀和田武も一緒でした。楽しかったな。というわけで、アルバム「虜」から「ナイト・ウェイブ」を。じゃ、おやすみなさい。