大阪、大変な状況になってますね。でも、根本的な対策がほとんど何もされてないに等しい。いずれ東京もそうなる気がしますよ。変異株の比率とか手付かずになってますし。この一年、何を学んでどんな対策をとってきたんだろうと思わざるをえません。
3月13日の佐野さんの武道館は予定が重なって行けなかったんで、4日の大阪城ホールに行くつもりだったんです。帰りにカミサンと落ち合って京都で桜を見ようと言ってたんですが諦めました。キャンセル料、払いました。
去年はどこも旅行に行けませんでしたし、今日が結婚記念日だったこともあって時期的にちょうどいいかな、と思ったんですけどね。外国人観光客のいないうちに、と思ったのは甘かったです。
高齢者夫婦ですからねえ。しかも、これまで僕が風邪をひいてもすぐ直るのに、それが彼女に移って症状がひどくなるというのがパターンになってたりするんで、それだけは避けないと、という感じです。
出かけられないというのがこんなにストレルがたまるものなんだ、というのもこの間に実感してることでもあります。周りで訃報が目に見えて増えてるのも、そういう日々が影響してないとは言えないんじゃないでしょうか。
さっき、矢沢さんがNHKの番組で、「また元に戻ったら」と言ってましたけど、その時に元気でいられるか、という根本的な問題がありますよね。元気な人とそうでない人の明暗というのがくっきりしてきてる。
コロナが残酷な感染症だなあと思うのは、「若さ」と「老い」というのはこんなに相いれないものなんだ、と見せつけられていることでしょう。感染しても若者は軽くて済むけど老人は重症化する。「気持ちが若い」なんていう気休めは通じない。
若い人の音楽が好き、と言っても同じようにコンサートは楽しめない。若者にはないリスクを負わないといけない。そのことにめげてしまう。音楽の聴き方も変わってこざるを得ないのかなあ、という春になってますね。
というわけで、関西圏の感染が収まることを、そして東京が同じような状況にならないことを願って。結婚記念日、花とシャンペンと出前のお寿司でささやかに家で祝いました。STAY HOME ANNIVERSARYでした。
曲ですね。ユーミン、苗場やってるんですね。「去年は廃人のようでした」というコメントがリアルでした。彼女の「ANNIVERSARY」を。じゃ、おやすみなさい。