昨日、書き損ねてしまったことがあるんですよ。書こうかなと思いつつ、でも、音楽番組ということには直接関係ないし、テーマが逸れるかなと思って触れないままになって。寝る前にいろいろ考えたりもしてました。
何だかもったい付けてるな。それは昨日の番組の一つの柱になっていた「チャリテイ」ということ。具体的には浜田さんのJ.S.FOUNDATIONについて。99年に浜田省吾さんが有志と発足した難民などの人道支援、医療支援のための基金ですね。
アーテイストが中心になったそういう基金でははしりです。浜田さんのツアーがあると会場のそばの募金のブースやテントでそこのスタッフと立ち話をすることが多いんですが、去年はツアーがなくなってしまいましたからね。会わず仕舞い。
昨日の番組を見ながら、ホームページの活動報告を見てました。3月11日付で「あれから10年が経ちました」という報告がアップされてました。ちゃんと活動してるよなあと改めて頭が下がりました。
海外での人道支援のために始まった基金が初め国内問題に取り組んだのが東日本大震災。ホームページに、震災で光を失った地域にソーラー街灯を設置しようというプロジェクトのその後の活動についての報告が載ってました。
去年、JFN系の「MUSIC TIMELINE」で「2011年」を取り上げた時に来ていただいたROAD&SKYの岩熊さんが、その「HOTARUプロジェクト」は2年かけて270基を設置、これから来るであろう地震に対しての対策として高知にも100数十基を設置した、と話してました。
昨日の活動報告には、その街灯の確認のために3月中に東北を回ります、とありました。そういう活動は、テレビにも出ないし、メデイアが取り上げることもない。スポンサーがついているわけでも事業性があるわけでもありません。
番組の中で取り上げるチャリテイとは違って地道ですけど、これを20年以上続けていることはやっぱり知ってほしいかな、と思って改めて触れた次第です。次第です、はどこか堅苦しいですが(笑)。
音楽に出来ることは限られてますし、極限状態では何の力もない、ということを思い知らされたのが3・11でした。でも、コンサートは出来ましたからね。ライブもツアーも出来ないという2020年、21年がいかに異常か、ですね。
また一昨日の話になりますけど、どんな風にこれを抜けるのか。新しい朝を迎えるのか。浜田さんの新曲、出ますね。会報のインタビューでは「新曲はいつになるやら」みたいな話をしてたのにね。
何と明日配信発売、僕もまだ聴いてません。明日、聴いてみようと思います。浜田省吾さん、「この新しい朝に」。じゃ、おやすみなさい。・