東京は震度3。でも、かなり大きい感じでしたね。氷室さんのファンクラブの会報誌「King Swing」の原稿を書いてたんですが、ひとまず中断、テレビのニュースを見てました。福島・宮城は震度6強。テレビ局のスタジオが揺れてました。
3・11からちょうど10年。何となく遠くなってきている空気もある中で思い起こさせるきっかけになったでしょうね。テレビ局の映像にはスタッフが机の下に潜り込む様子も映ってました。
原発はどういう状態なんだろう、とは誰もが思ったんじゃないでしょうか。放射性物質の汚染水とか廃棄物とかもあるでしょうし、廃炉工事中だからガードももろくなってるでしょう。もし、何かあればオリンピックどころじゃなくなります。
原発の汚染水は完全にコントロールされている、と安倍首相が大見えを切ったこともありました。本当にそうなっていると思っている人がどのくらいいるんだろうと思いますけど、あの言葉が嘘だったことになったら国際的な信用もがた落ちでしょう。
テレビのニュースはつけっぱなし。まだ余震があるようですけど、暗い中でむやみに動くのは危険です、と言ってます。今は夜ですから、明日、明るくなってみてみつかる被害みたいなものも出てくるかもしれません。
コロナに地震、森さんの舌禍。オリンピックはこのままやるべきなのかどうか。何がなんでも、という頑固さは何かを見誤るという気がしてならないわけですが。ともかく無事を祈るばかりです。
今年の3月11日にRADWIMPSのアルバム「2+0+2+1+3+1+1=10Years 10songs」というアルバムが出ますね。タイトルについている数字は2021年3月11日、という意味。数字を足すと10になる。アルバムタイトルは「10years 10songs」。
毎年3月11日にYou Tubeにアップしてきた曲に今年の曲を加えた10曲。企画性は高いですが、オリジナルアルバム。震災の定点観測となってます。今年の3月11日の前に緊急事態宣言が解除というスケジュールのようです。
先に日程ありき、にならないよう。10年という時間が検証される日になれば、と思うわけですが。というわけで、余震なき夜を。曲ですね。RADWIMPSの「白日」。1年後の2012年のあの日に生まれた曲を。じゃ、おやすみなさい。