さっき終わったばかり。付けたらちょうど始まるところでした。何曲やるのかなと思ってたら「スターライトパレード」「眠り姫」「炎と森のカーニバル」「DEATH DISCO」「サザンカ」、そして新曲「silent」の6曲でした。
この間の福山さんよりも短い気もしましたけど仕方ないか。片や30周年、こちらはメジャー10周年。格が違います。でも、さっきやった6曲の中に「DEATH DISCO」が入っていたのが彼ららしいという感じですね。
彼らにとってのファンタジー。絵空事から生まれるのではなくクエスチョンから始まるものもある。星よ夢よというだけに終わらない。夢の中には悪夢というものもある。悪夢もファンタジーに生まれ変わる。
ファンタジーのリアリテイというんでしょうか。子供っぽくならないのはそのためなんだろうなと。初めて見たのはメジャーになる時のZEPP DIVERCITYだったと思うんですが、その時はどこか病的な印象もあったんです。
それがファンタジー、エンターテインメントとして昇華されていくのがこの10年だったんだろうと。世の中と折り合いのつかなかった繊細な若者たちがどんな風に大人になっていくか、という10年でもあったんでしょうし。
今週発売になる10周年のベストアルバムは、そういう軌跡とも思えますよ。3月のANAの機内放送で特集するんですが、そんな話をしております。選曲も練りました。と言っても機内放送ですから、どなたでも、というわけにはいきませんが。
でも、「CDTVライブライブ!」は、今の歌番組で一番良心的な気がしますね。新しい音楽に軸足があるのが、いいな。曲、紹介してくれた須田景奈は知りませんでした。ネット発の音楽やボカロ系のアーテイストはほんとに接点がなくなってます。
新しい音楽との接点は自分で持とうとしないとどんどん疎くなっていくんですよね。去年からこれはまずいなあ、と思う反面、もういいか、と思ったり。でも、新しいものを知るのは刺激になります、って老人ぽいか(笑)。
ということでセカオワ「スターライトパレード」。眠れない僕等はいつも夢の中。夢は寝てから見るものじゃない、夢ばかり見ているから眠れない、という歌。今夜はどんな夢なんでしょうか。じゃ、おやすみなさい。