今日も1000人越えの感染者。7日にでも緊急事態宣言になるようですね。でも、従業員100名のお店も一人でやっている立ち食いソバ屋さんも一律5万円の休業補償という発想はどっから出てきたんでしょうね。
結局、去年の4月の緊急事態宣言の時と同じ議論を繰り返してる。5月から半年以上何をやってきたんだ、と思わざるを得ませんよね。何とかなる、何とかしてくれる。全てが自己責任。状況は去年よりむしろ深刻になってるんじゃないでしょうか。
という話は置いておくとして。明日は、今年最初のインタビュー。NACK5」J-POP TALKIN’」用ですね。ゲストは雨のパレード。去年の12月23日に5枚目のアルバム「Face to Face」が発売になりました。
雨のパレードは、去年の1月に番組初登場以来、一年ぶり二回目。去年の1月に4枚目のアルバム「BORDELRLESS」が出てますから、去年は年に二枚のアルバムを作ったことになりますね。コロナ渦でツアーがなくなって時間を創作に向けた結果でしょう。
雨のパレードは、リーダーでソングライターのヴォーカル、福永浩平さんを中心にした3人組。ドラムは女性です。ロックバンドなんだけど、音像が幻想的。クールなんだけどウエット。デリケートなんだけどグルーブがある。
新作アルバムは、「夜のパレード」とでも言えそうな夜の光沢感に包まれたアルバム。紫と青。密やかで抒情的。アルバム一枚がイメージ組曲という印象。こういうアルバムが作りたかったんだろうな、と思いました。
今、流行りのバンドは「夜」が多いんです。ヨルシカとかYOASOBIとか、ずっと真夜中でいいのに、とか。彼らはどれもボカロPと呼ばれる人達。つまり、ボーカロイドに曲を提供してきた人が中心。女性ヴォーカルですし曲調も共通点がある。
雨のパレードは、そういう感じでもないんですね。もっと深い。音の想像力が豊か。R&Bとかファンクとか、色んな音楽の要素が根底にあります。もっと売れていいんじゃないかなあと思ってるわけですが。インタビューは対面です。
この先、どうなるんでしょうね。コロナが収まるまで元気でいられるだろうか、と思ったりすることもあります。一日一日を大切にね。というわけで、雨のパレード、新作アルバム「Face to Face」からアルバムの最後「Child's Heart」を。じゃ、おやすみなさい。