仕事納め、というのが普通なのかもしれませんが。「納めた」という感じでもないです。とりあえず終わった、というほっとした感じですね。何とか無事に終われた。それはもう、今年、誰もが思うことでしょうけど。
それにしても春先には、まさかこういう状態で年を終えることになるとは思ってもいなかったですよね。半年もすれば、とか、秋には元に戻っているのではないかと。とんでもなかったことになります。
未経験の年。何よりもライブがないということがどういうことなのか、ライブというのが日常生活の中でどういう時間なのか、人に逢えないということがこんなに心細いものなのかとか。いろんなことを考えさせられました。
まだ何の解決にもなってませんが、自分の役割、みたいなことは考えるようになってますね。ライブがなくなった時に、自分にとっての”音楽の場所”みたいなものが見えなくなってしまったんですね。
配信とテレビが情報源になった時に、自分の居場所がなくなってしまったように思えた。それはまだ続いてますけど。来年はそういうことに答え見つける年になるのかなあ、と思ったりしてます。
で、今年最後の原稿は、J-CASTニュースのみゆきさんのアルバム「ここにいるよ」について。みゆきさんのラストツアーも中止になってしまいましたからね。僕も最後のツアー取材のつもりだったんですが、うやむやになりました。
「ここにいるよ」は、ツアーが中止になったことで生まれたアルバムですね。せめてこのアルバムで思いを伝えたい。ツアーでは行けなかったけど、歌は「ここにいる」。いつものような活動が出来ていたら生まれなかったでしょう。
みゆきさんの歌の中の「救済と再生」。戦争とか災害とか、人の命が無碍なく奪われてしまう異変の時にこそ人の心を打つ。それが彼女の歌の普遍性ということなんだと分かるアルバムでした。
でも、疲れましたね。今まで感じたことのない疲労感。年のせいだけじゃないでしょうね。考えたことのないことを考えたり、心配したことのないことを心配したり。これも僕だけじゃないでしょうし。ともあれ、ということで。
明日は美容院でさっぱりしてきます。緊急事態宣言の時は、美容院も控えよう、みたいな気分でしたけど。こういうう気の緩みが感染拡大につながっているのかもしれませんが。と言いながら、頭くらいはさっぱりしたい。
仕事が終わったからと言って達成感も充足感もない。空しい年の瀬だなあと思いながら。というわけで、曲です。みゆきさんの「ここにいるよ」から「泣きたい夜に」を。じゃ、おやすみなさい。