なぜその二人が並んでいるか。なくなったのが同じ年なんですよね。2009年。5月に清志郎さんで10月に加藤和彦さん。「MUSIC TIMELINE」で「2009年」を取りあげようと思って、二人のことが浮かびました。
清志郎さん、58歳。加藤さん、62歳。今になれば若かったなあと思いますが、その時はそんな風には思えませんでした。「還暦」というのが、目の前にそびえる壁、みたいに感じていた時代。色んな意味で考えてしまう年でした。
「2009年・二つの巨星」。その二人を語っていただけるのは、この方しかいません、というゲストが登場しました。オフォスオーガスタの設立者で今は最高顧問、森川欣信さん。話に熱が入って到底、時間が足りませんでした。
森川さんは日本でも有数なビートルマニア。中学生の時にビートルズの武道館に行ったという早熟な音楽ファン。中高生の時に夢中になった日本のアーテイストがフォークルとRC。しかも、RCは79年のシングル「ステップ」からディレクターになった。
70年代の不遇期のRCを追っかけ同然で見ていたファン。80年の復活アルバム「RHAPSODY」のディレクターでした。彼にとって、その二人はどういう存在なのか、どこに惹かれて、今、何をつたえようとしているのか。いい話でした。
放送は来年なんですよ。もうそういう時期です。録りダメの時期、あと少しです。というわけで、昨日は京都、とんぼ返り。京都、クラスターが出たというニュースがありました。
タクシーの中にも消毒アルコールが置かれていたりして、さすが京都、と思ったりしましたけど、そういう対策でも追い付かないんでしょうか。東京も怖いです。今日もスタバに行ったら、お客さんが若い人ばっかりで結構話し込んでる。
怖気づいてしまいました。若い人たちが怖い。生まれて初めてですよ。悲しいですが。新幹線も何だか楽しくない。妙に揺れることが気になったりして。よく揺れました。車内で字が書けない。キーボードが打てない。
何でかwifiもつながらない。寝るしかないという帰りの車内でした。後10日。ラストスパート、というほどの勢いありません(笑)。何はともあれ、こけない、転げないようにするのが精一杯。今年が最後、というつもりでやります。
曲ですね。森川さんがかけたい、と言われた曲。2003年のアルバム「KING」の中の「雑踏」。今年のためにあるような曲。森川さんはスタジオで涙ぐんでました。じゃ、おやすみなさい。